"I'm sorry"だけが『ごめんなさい』ではない!?
「ごめんなさい!」で咄嗟に浮かぶフレーズと言えば、"I'm sorry"ではないでしょうか?しかし、日本語でも「ごめんなさい」だけが謝罪の言葉ではないのと同じで、実際の英会話でも、シチュエーションや相手によって、"I'm sorry"以外の謝罪の仕方があるんです!
それでは、"I'm sorry"以外の謝罪表現を見ていきましょう。
それでは、"I'm sorry"以外の謝罪表現を見ていきましょう。
Sorry!
これはご存じの方も多いかもしれませんが、"I'm sorry"よりもカジュアルな言い方です。親しい友人や家族などの間柄で使われ、「ごめん!・ごめんね!」といった軽い感じで謝罪したい時に使われるフレーズです。
Sorry about that.
カジュアルに謝罪を伝えたい時に使われるフレーズで、例えばレストランに行って、その日のおススメメニューを頼もうとしたら、既に売り切れ…。そういった時に、店員さんが "We're all out of that today. Sorry about that. / もう売り切れなんです。ごめんなさい。"といった感じで使われます。また、少し丁寧に言いたい時は、"I'm"を付けて"I'm sorry about that"と言うと良いです。
My bad.
こちらも、上記の"Sorry"同様、ちょっとしたミスや失敗をしてしまった時の謝罪表現として使われます。カジュアルな表現のため、フォーマルなシチュエーション、目上の人や面識のない人、深刻な過ちを犯した時に使うのはNGです!
【例】
A : I thought you were going to take the trash out for me. /あなたが ゴミ出ししてくれると思ってたんだけど…。
B : Oh, my bad! I totally forgot. / あっ、ごめん!すっかり忘れてた。
【例】
A : I thought you were going to take the trash out for me. /あなたが ゴミ出ししてくれると思ってたんだけど…。
B : Oh, my bad! I totally forgot. / あっ、ごめん!すっかり忘れてた。
It's my fault.
このフレーズは、自分に非があることを認めている時に使われ、「私のせいです」「私の責任です」という意味になります。"My bad"よりも丁寧な言い方で、カジュアルなシチュエーションからビジネスに至るまで、幅広く使えるフレーズです。
【例】友人夫婦と待ち合わせ中のAさんと、友人夫婦のご主人Bさんとの会話
A : You guys are late!! / お前ら遅刻だぞ~‼
B : It's my fault! I overslept this morning. / 悪い!今朝、寝坊しちゃったんだ。
【例】友人夫婦と待ち合わせ中のAさんと、友人夫婦のご主人Bさんとの会話
A : You guys are late!! / お前ら遅刻だぞ~‼
B : It's my fault! I overslept this morning. / 悪い!今朝、寝坊しちゃったんだ。
I apologize.
"I apologize"は、日本語でいう「申し訳ありません」に当たり、フォーマルな表現でビジネスの世界で良く見聞きするフレーズです。しかし、親しい間柄でも、丁寧に謝罪したい時や、自分のしたことを重く受け止めた上で真摯に謝罪したい時には、"I apologize"が使われます。
【例】
・I apologize for all the things I've put you through. / これまで色々苦労させて、本当に申し訳ない。
※特定の理由を述べて謝罪したい時は、"for"以下に理由を説明します。
※ここでの"put A through"は、「Aに苦労させる」という意味になります。
《"apologize"を使った、その他の謝罪表現》
・I need to apologize to you.
⇒「あなたに謝罪しないといけない」
・ I want to apologize to you.
⇒「あなたに謝罪したいんだ」
※特定の人を限定して謝罪したい時は"to"を使い、"to"の後ろにその特定の人(あなた・彼女・息子など)を付け加えます。
・I owe you an apology.
⇒"apology"は"apologize"の名詞で、直訳すると「私はあなたに、謝罪の借り(owe)がある」ですが、「あなたに謝らないといけない」という意味で使われます。逆に、相手に謝って欲しい時に、主語の"I"を"You"に変えて、"You owe me an apology. / 私に謝ってよ(あなたは私に謝罪の借りがある)。"という表現をすることも出来ます。
これらのフレーズを使う場合、通常"I'm sorry"などの謝罪の言葉が後に続きます。
【例】
・I apologize for all the things I've put you through. / これまで色々苦労させて、本当に申し訳ない。
※特定の理由を述べて謝罪したい時は、"for"以下に理由を説明します。
※ここでの"put A through"は、「Aに苦労させる」という意味になります。
《"apologize"を使った、その他の謝罪表現》
・I need to apologize to you.
⇒「あなたに謝罪しないといけない」
・ I want to apologize to you.
⇒「あなたに謝罪したいんだ」
※特定の人を限定して謝罪したい時は"to"を使い、"to"の後ろにその特定の人(あなた・彼女・息子など)を付け加えます。
・I owe you an apology.
⇒"apology"は"apologize"の名詞で、直訳すると「私はあなたに、謝罪の借り(owe)がある」ですが、「あなたに謝らないといけない」という意味で使われます。逆に、相手に謝って欲しい時に、主語の"I"を"You"に変えて、"You owe me an apology. / 私に謝ってよ(あなたは私に謝罪の借りがある)。"という表現をすることも出来ます。
これらのフレーズを使う場合、通常"I'm sorry"などの謝罪の言葉が後に続きます。
Forgive me.
「許して」と相手に許しを乞うフレーズの定番で、カジュアルな言い方になります。"forgive me"の前に、"Please"や"Will you"を付けて少し丁寧に言うと、印象が良くなります。また、日本語でもそうですが、「ごめんね」無しで「許して」では都合が良すぎるのと同じで、このフレーズを使う時は、何らかの謝罪の言葉を言った上で使うようにしましょう。