2019年1月30日 更新

算数嫌いのお子さん必読!マンガで楽しみながら学べる『算数親分捕物帳』とは?

マンガで楽しみながら「算数」が得意に!九九は全部覚えなくていい!? おつりの計算はたし算がおすすめ!?おなじみの単元を新しい考え方で解説!

株式会社誠文堂新光社から2019年2月8日(金)に『算数親分捕物帳』が刊行されます。
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小学生の勉強の中で、算数ほど注目されている科目はないでしょう。

昨今では多くの学校で、算数だけは習熟度別授業にすることで、わからないまま次の学年に進まないよう、少人数授業が行われています。

一方で、急増している小学校の若い先生の中には、算数を上手に教えることができない先生も少なくありません。そんなクラスでは、教科書を暗記するような授業が行われており、児童たちは算数を嫌いになるばかりか、本質的にまちがった理解のまま進んでいることもあるといいます。

そんな現場の状況を憂いてペンをとったのが、北海道教育大学附属 札幌小学校教諭の瀧ヶ平 悠史先生です。なんとか算数嫌いの子供にも読んでもらえる本を作りたいと、イラストレーター、ルコラニコラさんとタッグを組んで、誰でも読めるマンガ形式に仕立てました。
本書では、江戸時代からタイムスリップしてきた算数親分が、教科書で暗記したような通り一遍の考え方に染まる現代っ子に喝を入れます!

日本では、江戸時代に独自に発展させた「和算」という数学文化がありました。様々な解き方を神社で披露しあうなど、庶民にも広く愛されていたのです。そんな時代からやってきたキャラクターが、数や図形の本質的な理解を促すために、登場人物たちと楽しいやりとりを繰り広げます。

勉強っぽくならないように、どの単元もストーリー仕立てで展開していますので、算数嫌いなお子さんでも、普通の漫画を読む感覚で楽しめるでしょう。教科書にはない考え方を紹介していますので、算数が得意な子はさらに算数が好きになるはずです。
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新入学の季節、家庭でも算数の成績やクラス分けなどが話題になるかもしれません。もし算数との向き合い方に迷ったら、本書をお子さんに読ませてみてはいかがでしょうか?

この本を面白く読めたらなら、テストの点が悪くても心配することはありません。まだ面白い授業に出会えていないだけ。

この本で、ぜひ算数の本質的な楽しさを味わってください!
【目次】
1 おつりを求めるには「たし算」の方が便利?の巻
2 かけ算九九は全部おぼえなくていい?の巻
3 正しい筆算は世の中に1つだけじゃないの巻
4 「直角」「90度」「垂直」はすべて意味がちがうの巻
5 ハチマキを1/2しても1/2mにはなるとは限らないの巻
6 正方形はほかにも名前を持っているの巻
7 わり算の式に「あまり」を書くのは、本当はルール違反!の巻
8 不思議!10時と10時間、2つの「10」は同じ数の仲間じゃないの巻
9 長方形は周りの長さが同じでも面積がちがうの巻
10 学校で習う「数」の読み方は世界共通じゃないの巻
11 「統計」は人をだます道具にもなるの巻
12 平行四辺形、三角形、台形の面積を求める公式はつながっているの巻

ほか、まちがい探し、対戦ゲームなど、楽しいページが多数!
【著者プロフィール】
瀧ヶ平 悠史(たきがひら・ゆうし)
北海道教育大学附属札幌小学校教諭。2017年より、同校研究主任。1980年、千葉県流山市生まれ。北海道教育大学札幌校卒業。札幌市立西小学校、札幌市立日新小学校を経て、現職。著書に『14のしかけでつくる「深い学び」の算数授業』(東洋館出版社刊)、『「対話」で学ぶ算数授業 』(明治図書刊)がある

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算数親分捕物帳: 教科書にはない面白い話がいっぱい。楽しく読んで、苦手な気持ちにサヨナラ。 | 瀧ヶ平 悠史

1,296
書 名:算数親分捕物帳
著 者:瀧ヶ平 悠史
仕 様:A5判、128ページ
定 価:本体1,200円+税
配本日:2019年2月8日(金)
ISBN:978-4-416-51939-4
14 件

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