2020年1月23日 更新

ズボラな筆者が実践中!幼児食を楽に作るコツ

離乳食からステップアップし幼児食へ。でも、まだ未発達な幼児の身体に合わせて、何かと気を遣うのが幼児食。ズボラな筆者が実践している、幼児食作りのポイント・メニューの一例をご紹介します。

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離乳食を終え、大人と似たような物を食べられるようになると、子供の食事作りの手間はかなり軽減されますよね。とは言っても、消化機能や咀嚼力がまだまだ弱い幼児なので、食材の硬さ・大きさや味付けなど、大人と全く同じ…とはいかないことも。

幼児食(1歳半頃から5歳頃まで)は、刺激の強いスパイスや極端に脂っこいものは控えた方が良いですし、味付けもなるべく薄味が理想とされています。

一般的に多くのママが実践しているのが、『取り分け』だと思います。大人と同じメニューだけど、味付けをする前に子供の分だけ少し取り分け、薄味に味付けしたり、調理方法を少し変えるパターンです。

筆者流・幼児食のコツ

筆者の私は、献立によっては大人と全く同じ物をあげたり、大人用を味付けの手前の段階で『取り分け』し、娘用に味付けしたりしていますが、基本(約8割)は最初から別メニューということの方が多いです。

私にとっては別で作ってしまった方が楽!これが最大の理由です。小さい子供の限られた食事量の中で、いかに最大限の栄養を摂らせるか…ということを考えた時、娘も食べられて、大人も食べられるメニューの両方を考えるのは、私にはかなりハードルが高いというのが正直なところです。

また娘の場合、きちんと食べてもらうには、とにかく時間が勝負。その時の気分や機嫌、疲れ具合などによっても違ってきますが、食べる時間が掛かれば掛かるほど、食事に集中できなくなり、食べるペースが極端にスローダウン。

ペースが遅くなることで、ダラダラ食べや遊び食べになるのは避けたいので、現段階では、ごはんや麺類を用意する場合、お肉や魚・野菜などが一つの料理でまとめて摂れる物を用意することが多いです。

家族の食事はバラバラ。3歳になった娘ですが、今でも朝ごはんと手づかみで食べられる場合を除いて、必要に応じて補助して食べさせています。

理想としては、栄養バランスの良いメニューを毎食作り、ごはんやおかず・汁物などをそれぞれのお皿に盛り付けて、家族で食事をする楽しさや、(特に娘の年齢では)自分で食べることも成長の過程で大事なことなのは充分なほど分かっているのですが、私たち母娘は、その段階まであと一息といった現状です。

理想の食卓とは決して呼べない環境ですが、我が家では、今は用意した物をしっかり食べ切ってくれることに重点を置いて食事をさせています。

【朝ごはんは毎日同じ!】

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娘の朝ごはんは、毎日同じメニュー。いくつかのメニューをローテーションするわけでもなく、朝から火を使う料理も一切ナシ。パパっつと出すことができて、娘が1人で簡単に食べられる物を出しています。

《朝ごはん定番メニュー》
◎全粒粉シリアル(プレーン・ハニー味・チョコ入りの3種類を組み合わせています)
◎フルーツ入りヨーグルト(バナナは必須。この他、りんご・キウイ・苺・ぶどうなど、その時冷蔵庫にあるフルーツもプラス)
◎牛乳

シリアルは、少しでも栄養面を考慮して、全粒粉の物をあげています。そして、ヨーグルトや牛乳には混ぜず、そのまま食べています。

私自身が幼少期から現在に至るまで、この様な感じの朝ごはんなので(シリアルではなくパンですが)、娘にも同じパターンで朝ごはんは済ませています。

あげる物が決まっているので、何を食べさせるか悩むこともなく、更に娘が1人でキチンと食べてくれるメニューなので、私にとっても娘にとってもストレスフリーです。

【昼夜逆転ごはん】

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保育園や幼稚園に通っているお子さんだと、お昼ごはんは給食やお弁当となるので、このやり方はなかなか使えないかもしれませんが、我が家では『昼夜逆転ごはん』が基本です。

『昼夜逆転ごはん』とは、お昼ごはんを夜ご飯の様にしっかり食べさせて、逆に夜は軽めの物をということです。また、ポイントとして、夜ごはんの多くは手づかみメニューを用意し、食事補助の手間をなるべく省くようにもしています。

しかし、用事などで、昼ごはん前後に出掛けないといけない・既に外出中、また自分の体調がイマイチ…という時などは簡単な物で済ませ、夜ごはんをしっかり食べさせるよう、そこらへんは臨機応変に対処するようにしています。

一定時期までは、お昼は軽めで夜しっかり…と、従来の食事パターンにしていましたが、夜ごはんの時間帯になると、1日も終わりに近付き大分疲れてしまった娘は、食事中にぐずぐず…食事が一向に進まず、好きなはずの物も食べてくれなかったり、時間だけが過ぎ、結果食事を強制終了…ということが度々ありました。

そこで思い付いたのが、昼ごはんと夜ごはんのバランスを逆転させるものでした。栄養面的にも、1日のトータルバランスを見れば、昼と夜のごはんの内容が逆になっても問題ないだろうとの判断です。

このやり方は私たち母娘に大ヒット!元気が有り余っている昼間は、娘も積極的に食べてくれることがほとんど。私も、昼間は体力的にも精神的にも余裕があり、たとえ娘の食事に手こずっても、比較的忍耐強く対応できるのも利点です。

【昼・夜ごはんの一例】

▼大人と同じメニュー

◎和食(肉じゃが・茶碗蒸し・切り干し大根・ひじき煮・高野豆腐・味噌汁)
◎ピザ・フライドポテト・チキンナゲット・魚のフライ
◎サンドイッチ類(ハム・玉子・チーズなどシンプルな具材)
◎スープ類

▼取り分けメニュー

◎ハンバーグ
◎玉子焼き・オムレツ
◎生姜焼き
◎チキンソテー
◎親子丼(卵に完全に火を通すため)
◎お好み焼き(具材を細かく切るため)

一般家庭と比べると、大人と同じメニュー(取り分けを含む)は少ないほうだと思いますが、ざっと思い付くメニューが上記の物になります。
▼昼ごはんメニューの一例
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◎魚肉ソーセージとほうれん草入り 切り干し大根混ぜごはん
◎茶碗蒸し(鶏肉・人参・枝豆・豆腐入り)
◎きな粉入りバナナヨーグルト
◎ミルク
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◎ハムと野菜のカルボナーラ風うどん
◎きな粉入りバナナヨーグルト
◎ミルク
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