育児ライフで戸惑うことのひとつが「予防接種」です。種類は多いし、時期はバラバラ、お金もかかったりかからなかったり。予防接種のおおまかなスケジュールやワクチン内容などを知って、山積みの不安を解消しましょう!今回は【肺炎球菌】についてご紹介します。
どんな病気?どんなワクチン?
肺炎球菌という細菌の感染症で、代表的なものは肺炎球菌による髄膜炎です。菌血症、敗血症、肺炎、細菌性中耳炎などを起こすこともあります。発達・知能・運動障害・難聴などの後遺症を残すことがあるほか、最悪の場合死にいたるケースもあります。ワクチンは、皮下注射、不活化ワクチンです。
いつ受ける?
肺炎球菌ワクチンは、初回接種の月齢によって合計の回数が変わってきます。生後2ヵ月から受けられ、6ヵ月までに初回を受けた場合は合計4回、7~11ヵ月で初回接種ならなら3回、1~2才未満なら2回、2~9才なら1回です。
生後6ヵ月を過ぎると肺炎球菌感染症にかかる頻度が高まるので、なるべく早い時期に接種するのが望ましいです。生後2ヵ月頃に、B型肝炎、ロタウイルス、ヒブなどとの同時接種で受けることがすすめられます。
生後6ヵ月を過ぎると肺炎球菌感染症にかかる頻度が高まるので、なるべく早い時期に接種するのが望ましいです。生後2ヵ月頃に、B型肝炎、ロタウイルス、ヒブなどとの同時接種で受けることがすすめられます。
副反応は?
副反応としては、約10%に38度以上の発熱が見られることがあります。
まとめ
予防接種は、種類も回数も多く複雑です。どうしたらいいのかわからないときは、慌てずおおらかな気持ちで、小児科医と相談して決めていきましょう。