2019年8月26日 更新

【ママの教科書】症状別・赤ちゃんの病気と受診のタイミング <手足の異変編>

いざという時のために知っておきたい!症状から予測される赤ちゃんの病気と受診の目安をご紹介します。

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赤ちゃんの具合が悪いとき、ママがまず知りたいのは「何の病気か」「すぐに受診するべきかどうか」です。いざという時のために知っておきたい!症状から予測される病気と受診の目安をご紹介します。今回は「手足の異変」編です。

乳幼児に起こる「肘内障」

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赤ちゃんの骨や関節は発達の途中で未完成。過剰な力がかかると怪我の原因になります。例えば、乳幼児の手を急に引っ張った時に起こりやすい「肘内障(ちゅうないしょう)」は、ひじに急激な力がかかったために靭帯が骨から抜けてしまった状態です。

赤ちゃんが転びそうになった際などに手を引っ張り上げた後で、腕をダラッと下げたままで上げられない時はこの「肘内障」が疑われます。

異常が疑われたら病院へ

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乳幼児の足の形は、2歳頃まではがに股(O脚)です。足の形はその後2~3歳でX脚になり、6~7歳頃に自然にまっすぐになるという過程をたどるのが一般的といわれています。3歳を過ぎてからもO脚が目立つ場合には、小児科か整形外科を一度受診してみましょう。

先天的な異常は早期発見・治療が大切

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先天的股関節脱臼や先天性内反足などの先天的な異常は、早期発見・早期治療が大切。定期健診でもチェックされますが、仰向けで足を開いたときに股の開きが悪い(先天的股関節脱臼)、左右の足の裏全体が内側を向いている(先天性内反足)などの様子に気がついたら、一度受診しましょう。

受診の目安

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診察時間内に受診
・手の指が曲がったまま伸びない
・仰向けで足を開いたときに股の開きが悪い
・左右の足の裏全体が内側を向いている

診察時間外でも受診
・腕をダラッと下げたままで上げられない
・手や腕や足を打った後に腫れてきた

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