2019年3月29日 更新

言葉が遅い?これって発達障害?

子供の成長の目安の一つでもある「言語の発達」。育児書や母子手帳などには○○頃から…など、数字の目安が書いてありますよね。その目安に自分の子供が追いついていない時、個人差なのか障害なのか、見極めのポイントを考えてみましょう。

障害を疑う時に気にすること

言葉が遅いなと気になり始めたら、次第に障害を疑うようになります。これは自然な流れでもあります。だって、障害ではありませんようにと願いますからね。気になり始めたらどんどん、追い込まれてしまうものです。

そこで、言葉の発達について、受診を考えた方がいい例をいくつか挙げてみます。
・聴力
小さな音への反応がない、ジェスチャーなどの視覚的指示には従う、話している時に口元ばかり見て聞き返す事が多い…などの反応は、聴力障害も考えられます。聴力は言葉を話す上で最も大事です。中耳炎を繰り返して聴力が落ちる場合もあるので、気になったら耳鼻科を受診しましょう。

・発音
言葉は話せているのに発音がおかしい(舌足らず・サ行やラ行が他の音になってしまうなど)、吃音が出る…これらは年少のうちは、実はよくあることです。大体は言語の発達に伴い、改善してくる事が多いですが、4歳を過ぎても改善しない場合は、小児科を受診した上で、言語聴覚士による評価や訓練も必要になる場合があります。
また、言葉は普通に話せていても、言葉が一歩的であったり、オウム返しばかりであったり、呼びかけへの反応が乏しいなどの兆候が見られる場合は、言語面だけではなく、発達のバランスに問題もある可能性があるので、受診してみましょう。

目安としてのお話をしましたが、言葉は、大人の言葉を聞いて、子供が実際に喋って身についていくものです。脳だけではなく全身で吸収するので、一番のコミュニケーション方法になります。

発達のペースが気になって、もやもやした時は子供だけではなく、ママにとっても心配の種を取り除く必要があります。現状をしっかりと、専門の医師に診断してもらい、子供が今どんな状況なのか、どんなペースで吸収していけばいいのか。改めて考えながら、向き合っていきましょう。

子供の発達ペースが少しのんびりだとしても、障害と呼ばれるようなものがあったとしても、言葉に出来ない分の表現が豊かな子は、多いものです。そんな時に、背中を押してサポートしてあげられるような、気構えも、ママには必要なのかも知れないですね。
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K K

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