今年は節電の夏
今年は電力需給が厳しくなることが予想され、節電が呼びかけられています。とはいえ、近年では毎年熱中症の危険がある猛暑が続いているため、少しでも涼しく過ごせるような工夫が必要でしょう。そこで今回は、電力を使わずに涼しくなれるアイテムをご紹介します。
緑のカーテン
窓辺につる性の植物を植えて「緑のカーテン」を作ると、日差しが遮られて室内が涼しくなります。また、植物を育て光合成をさせることで二酸化炭素を削減でき、温暖化防止にも役立つため、一石二鳥です。さらに、緑のカーテン向きな植物として有名なゴーヤはビタミンCが豊富で、食べると夏バテ防止の効果もあるため、ゴーヤで緑のカーテンを作ると一石三鳥となるでしょう。
すだれ・遮熱カーテン
緑のカーテンを作る場所が無かったり、植物を育てるのが面倒だと感じたりする方には、「すだれ」や「遮熱カーテン」がおすすめです。一度つければそのままでずっと光を遮り、室内の温度上昇を防いでくれるので便利です。
また、外からの視線も遮ることができるため、窓を開けておきやすくもなります。我が家でもベランダ側の窓に遮光・遮熱カーテンを設置し、玄関側の窓にすだれをかけていますが、設置前より少し涼しいと感じました。
冷感マット
筆者は以下の接触冷感マットを購入して使用していますが、ひんやりして気持ちが良いと感じています。新型コロナワクチンの接種で副反応が出た時や、更年期障害のようなほてりの症状が出た時にも活躍しました。節電のためにクーラーの設定温度を低くしても、冷感マットがあると体感温度はずいぶん違ってくるので、おすすめです。
瞬間冷却材・瞬間冷却スプレー
瞬間冷却剤は手で叩くと冷えるので、電気を使わずに体を冷やすことができます。瞬間冷却スプレーも同じく、ハンカチやタオルなどに吹きかけて首や顔などを冷やすのに使用可能です。節電だけでなく、野外でのレジャーなど電源の無い場所でも活躍するため、おすすめです。
白元アース アイスノン 瞬間 氷スプレー(230ml)
¥784
ハンカチなどにスプレーすると、ミストが氷状に変化。ほてった肌にあてるだけで瞬間冷却。夏のおでかけ時や通勤・通学時、レジャーやスポーツにたっぷり使える大容量サイズ。
冷却タオル・冷却マフラー
こちらは、水で濡らして絞って振るだけで簡単に冷たくなるタオルです。室内で家事をする時に首にあてたり、エクササイズをして暑くなった時にこのタオルで汗を拭くと涼しくなれるでしょう。暑がりのお子さんには、キャラクター物の冷感タオルも販売されています。暑い時期の登下校時にも活躍しますが、首が締まらないように注意してお使い下さい。