2021年5月12日 更新

早産・低体重で生まれたらどうなるの?我が子達のNICU・GCU入院経験談

現在妊娠中の方は「早産の可能性がある」と言われても具体的にピンとこないと思います。在胎33週で生まれ、生後7週間をNICU、GCUで過ごした我が子達と、その母親である筆者の経験談です。

初めて知った「未熟児養育医療給付制度」

筆者は我が子が対象になるまで、「未熟児養育医療給付制度」について、知りませんでした。未熟児養育医療給付制度とは、「出生時体重が2,000g以下」等、身体の発育が未熟なまま出生し、「入院治療が必要」と医師に診断された場合に医療費を自治体が助成してくれる制度です。
指定の医療機関で入院治療を受けた場合のみ対象なので注意が必要です。筆者は里帰り出産した為、我が子達が入院していた病院は四国で、居住地(住民票がある自治体)は東京でしたが、指定の医療機関でしたので大丈夫でした。
筆者は、我が子たちが入院していた医療機関の医師に意見書を書いてもらい、他の必要書類を揃えて居住地の自治体に郵送で申請しました。筆者が住む自治体では、申請後に給付が決定すると医療券が交付され、支払い時の窓口にその医療券と保険証を提示することで、医療の給付を受けることができるという流れでした。
我が子が給付の対象かな?と思った場合は、自治体と医療機関に問い合わせてみてください。医療機関ですでに支払い済みのものについては対象外で、払い戻しはできませんので、例えば医療券が届く前に病院から医療費の請求があった場合などは、病院に「現在申請中なんですが…」等、支払いのタイミングを相談されるといいと思います。

まとめ

NICU・GCUで、我が子達を家族同様に愛情込めて接してくれた医師・看護師の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。生後7週間を病院で過ごした双子ですが、2歳8か月の現在は元気いっぱいです。

NICU・GCU退院後は、「早産児フォローアップ外来」にて、フォローしてもらうことになります。その様子や、シナジス(RSウイルス感染症の予防注射)のことなどは、以下の記事に経験談もまじえてお話していますので、よろしければお読みください。
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月とレモン 月とレモン

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