2019年8月21日 更新

「ちいさいきみとおおきいぼく」自分以外の存在の大きさをはじめて気づいたオオカミさんの話

からだは小さいのに、ぼくのこころは、あいつでいっぱいだ。こんなきもち、はじめてだ。初恋のような・・・ キュンとくるお話♡親子でお気に入りの絵本を紹介するね♪

いつもはひとりで食べる食事も、お腹が空いている小さいオオカミに少しだけおすそ分け。
ペロッと食べてた。変な奴だなぁ…。何で俺の傍にいるんだろう…。

じゃあ、いつもの散歩に出かけるか。
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大きいオオカミは、いつもの様に森に出かけた。
でも木の下の小さなオオカミが気がかりで、何度も後ろを振り返りながら。
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お散歩から戻る道、木の下にいるはずのあいつが居ない。
木に戻ったけれど、誰もいない、木のしたには、しずかにこもれびが、ゆれているだけ。

「また ひとり。」・・・まえと おんなじだ。
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変なやつだと思っていたけど、いなくなった小さいオオカミが恋しい…。

その日から大きいオオカミは、木の上で小さいオオカミが戻ってくるのを待った…。
来る日も来る日もずっと待った。
もしあいつが帰ってきたら、もっとたくさんお布団をかけてあげるんだ。もっとたくさんの食べ物をあげるんだ。もっともっと一緒にいろんなことをするんだ。そういう想いがどんどん湧いてきた。

小さいのに…あいつの存在はなんて大きいんだろう。こころのなかはあいつでいっぱいだ。
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ある日、遠くにあいつが見えた…。
ドキドキしながら近くに来るのを待った。
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お互い、いなくなってすごくしんぱいした、と気持ちを伝えあった。

僕だって…僕だって…。

これからはふたりずっと一緒。一緒にいるんだ。

近くにいた存在…本当は大きい存在。

まち子も旦那も普段当たり前に傍に居るけど、もし突然いなくなったら…。
この大きいオオカミみたいに「もっとああしてあげれば良かった、こうしてあげれば良かった。」って思うんだろうな。

親子の大切なコミュニケーションツールになるし、それぞれの捉え方があるから考えさせられることもあるし、絵本ってやっぱりいいよね♪

家族という当たり前の存在であっても、一日一日を大切に一緒に過ごそうって思えた一冊♡
みなさんにもぜひ読んでみて欲しいな♪
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まち子のかぁちゃん♪ まち子のかぁちゃん♪

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