いつもはひとりで食べる食事も、お腹が空いている小さいオオカミに少しだけおすそ分け。
ペロッと食べてた。変な奴だなぁ…。何で俺の傍にいるんだろう…。
じゃあ、いつもの散歩に出かけるか。
ペロッと食べてた。変な奴だなぁ…。何で俺の傍にいるんだろう…。
じゃあ、いつもの散歩に出かけるか。
大きいオオカミは、いつもの様に森に出かけた。
でも木の下の小さなオオカミが気がかりで、何度も後ろを振り返りながら。
でも木の下の小さなオオカミが気がかりで、何度も後ろを振り返りながら。
お散歩から戻る道、木の下にいるはずのあいつが居ない。
木に戻ったけれど、誰もいない、木のしたには、しずかにこもれびが、ゆれているだけ。
「また ひとり。」・・・まえと おんなじだ。
木に戻ったけれど、誰もいない、木のしたには、しずかにこもれびが、ゆれているだけ。
「また ひとり。」・・・まえと おんなじだ。
変なやつだと思っていたけど、いなくなった小さいオオカミが恋しい…。
その日から大きいオオカミは、木の上で小さいオオカミが戻ってくるのを待った…。
来る日も来る日もずっと待った。
その日から大きいオオカミは、木の上で小さいオオカミが戻ってくるのを待った…。
来る日も来る日もずっと待った。
もしあいつが帰ってきたら、もっとたくさんお布団をかけてあげるんだ。もっとたくさんの食べ物をあげるんだ。もっともっと一緒にいろんなことをするんだ。そういう想いがどんどん湧いてきた。
小さいのに…あいつの存在はなんて大きいんだろう。こころのなかはあいつでいっぱいだ。
小さいのに…あいつの存在はなんて大きいんだろう。こころのなかはあいつでいっぱいだ。
ある日、遠くにあいつが見えた…。
ドキドキしながら近くに来るのを待った。
ドキドキしながら近くに来るのを待った。
お互い、いなくなってすごくしんぱいした、と気持ちを伝えあった。
僕だって…僕だって…。
これからはふたりずっと一緒。一緒にいるんだ。
僕だって…僕だって…。
これからはふたりずっと一緒。一緒にいるんだ。
近くにいた存在…本当は大きい存在。
まち子も旦那も普段当たり前に傍に居るけど、もし突然いなくなったら…。
この大きいオオカミみたいに「もっとああしてあげれば良かった、こうしてあげれば良かった。」って思うんだろうな。
親子の大切なコミュニケーションツールになるし、それぞれの捉え方があるから考えさせられることもあるし、絵本ってやっぱりいいよね♪
家族という当たり前の存在であっても、一日一日を大切に一緒に過ごそうって思えた一冊♡
みなさんにもぜひ読んでみて欲しいな♪
この大きいオオカミみたいに「もっとああしてあげれば良かった、こうしてあげれば良かった。」って思うんだろうな。
親子の大切なコミュニケーションツールになるし、それぞれの捉え方があるから考えさせられることもあるし、絵本ってやっぱりいいよね♪
家族という当たり前の存在であっても、一日一日を大切に一緒に過ごそうって思えた一冊♡
みなさんにもぜひ読んでみて欲しいな♪