新型コロナウイルスの拡大によって、自宅で過ごす時間が増え、またマスクを着用することが日常生活の一部となるなど、人々の生活環境が大きく変化する中、環境の変化は人々の肌にも影響を与えています。
株式会社コーセーが、全国の20代~30代の男女400人を対象に実施したスキンケア・肌あれに関する調査によると、「マスクの影響によって肌あれを感じた」と回答した人は全体の6割以上であり、また、「コロナ渦での生活で肌あれの頻度が増えた」と感じる人は全体の半数以上と、環境の変化による肌あれの頻度が高まっています。
株式会社コーセーが、全国の20代~30代の男女400人を対象に実施したスキンケア・肌あれに関する調査によると、「マスクの影響によって肌あれを感じた」と回答した人は全体の6割以上であり、また、「コロナ渦での生活で肌あれの頻度が増えた」と感じる人は全体の半数以上と、環境の変化による肌あれの頻度が高まっています。
また、2人に1人が「花粉の時期で肌あれの頻度が増えた」と感じており、新型コロナウイルスのみならず、季節の変化においても肌あれを実感している人が多くいることが分かりました。現在多くの方が肌あれについて悩みを抱えているようです。
そこで今回は、20代~30代の方に聞いたスキンケア・肌あれ対策について、表参道スキンクリニック・渋谷先生のアドバイスとともにご紹介します。
そこで今回は、20代~30代の方に聞いたスキンケア・肌あれ対策について、表参道スキンクリニック・渋谷先生のアドバイスとともにご紹介します。
全国の20代~30代の男女400人に聞いた「スキンケア・肌あれ」に関する調査結果
1. 自身の肌を「敏感肌」だと考えている人は70.8%!自分の肌質が急に変わったと感じる要因について、非敏感肌の人は「年齢」、敏感肌の人は「環境」という回答が第1位に。
20代~30代男女に、自身の肌質について質問をしたところ、自分の肌を「敏感肌」だと回答した人は全体の70.8%という結果に。
また、自身の肌質が急に変わったと感じる要因について、非敏感肌の人は「年齢」という回答最も多かったのに対し、敏感肌の人はコロナ禍で生活リズムが変わってきたタイミングなど、「環境」という回答が第1位と、肌質によって原因が異なることが分かりました。敏感肌の人ほど、コロナ禍の環境の変化に大きな影響を受けていると読み取ることができます。
渋谷先生アドバイス ~コロナ過の肌質変化について~
コロナ渦の新生活様式の中で、ご自身の肌の不調を感じられている方は多くいらっしゃるかと思います。実際に、マスクによる肌あれや、ステイホームによる不規則な生活リズムがお肌に大きな負担をかけている要因だと感じています。特に肌が敏感な方は、その変化を顕著に感じやすく、より肌あれしやすい傾向にあります。
2. スキンケアアイテムの効果を判断する目安として「1ヶ月以内」と回答した人90.4%!高級な化粧水のほうが効き目がありそうと思う人は70.8%。
スキンケアアイテムの効果を判断する目安に関して、「1ヶ月以内」と回答した人は全体の90.4%と、大多数の人が短期間で化粧水を判断してしまっていることが分かりました。
ただ、購入した化粧水について、多少違和感があっても「せっかく買った化粧水だから」と無理やり使い続けた経験がある人も多く、購入した化粧水は使い切らなければもったいないと感じる人が多い傾向にあるようです。
また「高級な化粧水の方が、効き目がありそうだと思いますか」という質問に対して、「思う」と回答した人は70.8%という結果に。成分を多く含んでいる化粧水など、高級な商品ほど肌の悩みを改善してくれそうだと考える人が多いことが分かりました。