2020年3月2日 更新

キッズコーチング講師が解説!育てやすく言葉の発達が早い、しっかり者で理解力がある「テキストタイプ」の子どもの特徴って?

気質には5つのタイプがあり、それぞれの行動特性によって分類されています。今回はその中の1つ「テキストタイプ」についてお伝えします。

赤ちゃんの頃から育てやすい。生活リズムができやすいタイプ

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気質には5つのタイプがあり、それぞれの行動特性によって分類されています。その中の一つで、赤ちゃんの頃から育てやすく、生活リズムができやすいタイプを「テキストタイプ」と呼びます。

『生まれたばかりの赤ちゃんは、2~3時間毎に起きておっぱいをよく飲みながら育っていきます』という、育児本に書かれている子育てライフを送るのが、テキストタイプの小さな頃の特徴です。

このタイプは“規則的”という言葉がキーワードになってきます。生まれたばかりの赤ちゃんでも他のタイプと比べ規則的なリズムで睡眠をとります。

テキストタイプの子どもを持つお母さんたちは「1度眠ると決まった時間(2時間ごと、3時間ごとなど)起きないから、その間に家事や買い物に行きやすい」と話してくれる方もいます。子どもの生活リズムがつかみやすいため、お母さんたちも計画が立てやすいんですね。

お出かけ中も決まった時間にお昼寝をする1歳の女の子

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実は、筆者の子どもの1人Nちゃんがテキストタイプです。

子どもが1歳の頃、私はしばしばお友達と公園やお昼ご飯に出かけていました。Nちゃんは、友達と遊んだりご飯を食べたりしながらよちよちと歩きながら遊んでいました。そして、お昼ご飯を食べてしばらくするといつも眠ってしまいます。

友達からも「この時間いつも寝るね」と公認のお昼寝タイムでした。Nちゃんはどこに行っても、だいたい決まって時間に眠り起きました。とても生活リズムがつかみやすかったのでごはんの時間やお風呂の時間などを調整しやすかったです。

また、寝かしつけた後に夫に子どもを預けて買い物にいったり、時に2時間のリフレッシュタイムなどをもらうこともありました。その頃、夫婦で子どもの生まれ持つ個性である気質について知りませんでした。

しかし夫もNちゃんが1度眠ったらしばらく起きないと思っていたので数時間ならば預かることを了承してくれていました。

規則性があるのは、幼児期も同じ。園生活などでも優等生♪

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幼児期に成長すると、生活リズムを整えやすいのもこのタイプです。

毎日、決まった時間には眠たくなりお母さんが起こさなくても決まった時間に起きてきます。朝のお支度や幼稚園の準備に関しても、順番を一緒に決めたり、計画力もあるので自分でササっと行うことができます。

自分で考えて行動しているときは、計画を立てて実行している最中なのでお母さんは静かに見守ってあげてください。このタイプ、口を出されると怒ってしまう場合があります。アドバイスをするとき、また何か他のことを注意するときなどは一連の行動を終えてから声をかけるようにしてみましょう。

園生活などでも、自分のことを自分でできるので“しっかり者”に見られます。また先生の話をよく聞き、褒められることも多いでしょう。そして、褒められるのが大好きなので自分から頑張り続けることができます。

しかし、そんな優等生にも…ちょっとお母さんを困らせるトコロがあるんです。

家ではワガママ!= 外で頑張っているとき!

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外で頑張っている反面、家ではワガママな傾向があります。

運動会や発表会などで園で張り切って練習しているとき、家ではワガママであったりできていないことで注意されたときには言い訳をしたり責任転嫁をする場合もあるかもしれません。

しかし、言い訳できるのも言葉を多く知っているからこそ。お母さんが外での頑張りを認め、家での多少のワガママは受け流してあげてください。ストレスも言葉で発散する傾向があるので言い返すと、より一層のパワーで返ってくる恐れがあります。

ワガママなときは外で頑張っているとき!お母さんの心に刻んでおいてくださいね。


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