ドラム練習を褒めなかったことが原因…?7歳の息子がまさかの大号泣
当時、ドラム教室に通い始めたばかりだった7歳の息子。段ボールを使って、Youtubeを観ながらリズムに合わせてビートを打つ練習をしていました。
「ママ、できたからみて!」
と言われ、聴いていたのですが、どうやらちょっとリズムがずれていることに気づいていない様子。その後、「どうだった!?」と聞いたときには、ママに褒めてもらえることを期待していたのでしょう。
その時、筆者は思わず正直な反応をしてしまいました。
「う~ん…。もう一回やってみてもらっていい?」
その瞬間、息子はスティックを勢いよくダンボールに叩きつけ、大泣きしてしまったのです。普段は弟に叩かれても絶対叩き返さない、優しく落ち着きのある息子。この反応は予想外で、筆者も慌ててすぐに謝りました。
何分か大泣きした後、夫にも慰めてもらった息子は徐々に気持ちを落ち着かせ、日常へ戻るのですが…この出来事が息子の心に少なからず影響を残したことは否めませんでした。
「ママ、できたからみて!」
と言われ、聴いていたのですが、どうやらちょっとリズムがずれていることに気づいていない様子。その後、「どうだった!?」と聞いたときには、ママに褒めてもらえることを期待していたのでしょう。
その時、筆者は思わず正直な反応をしてしまいました。
「う~ん…。もう一回やってみてもらっていい?」
その瞬間、息子はスティックを勢いよくダンボールに叩きつけ、大泣きしてしまったのです。普段は弟に叩かれても絶対叩き返さない、優しく落ち着きのある息子。この反応は予想外で、筆者も慌ててすぐに謝りました。
何分か大泣きした後、夫にも慰めてもらった息子は徐々に気持ちを落ち着かせ、日常へ戻るのですが…この出来事が息子の心に少なからず影響を残したことは否めませんでした。
寝る直前、突然「片目が見えない」と言い出した息子
同じ日の夜、寝る前に本を読んでいたときのこと。突然息子が「何か目が変…」と言い出しました。急いで目を観察しましたが、見た目は特に何も異常なし。
それでもしきりに「よく見えない」というので、片目づつ隠して、提示した指の本数を答えてもらうようにしました。すると、左目だけが「見えない」と言ったり、明らかに違う本数を答えていることに気が付きました。
原因が分からず急遽小児救急電話相談(#8000)へ電話し、緊急で受診できる病院を探しましたが、夜間かつ眼科となると、なかなか専門医は見つかりません。
それでもしきりに「よく見えない」というので、片目づつ隠して、提示した指の本数を答えてもらうようにしました。すると、左目だけが「見えない」と言ったり、明らかに違う本数を答えていることに気が付きました。
原因が分からず急遽小児救急電話相談(#8000)へ電話し、緊急で受診できる病院を探しましたが、夜間かつ眼科となると、なかなか専門医は見つかりません。
車の中でいつでも病院に行けるようスタンバイしていましたが、息子もそのうち寝てしまったので、次の日に学校を休んで眼科へ行くことにしました。
眼科では視神経に異常なし
朝一で近所の眼科へ見てもらいましたが、角膜や眼圧など、眼そのものに異常は無し。しかし、やはり視力検査では、片目はほぼ見えていないようでした。
その後、暗い部屋で光を様々な方向から点滅させ、“多方向からの光を感じ取ることができるか”という検査も行いましたが、結果は同様。
先生にも原因がわからないということで、大学病院への紹介状をもらいましたが、筆者はこの結果が相当不安だったので、念のため午後は神経内科の病院でも診察を受けることにしました。
その後、暗い部屋で光を様々な方向から点滅させ、“多方向からの光を感じ取ることができるか”という検査も行いましたが、結果は同様。
先生にも原因がわからないということで、大学病院への紹介状をもらいましたが、筆者はこの結果が相当不安だったので、念のため午後は神経内科の病院でも診察を受けることにしました。
そこでも歩く検査など行いましたが、原因は分からず。眼科も神経内科のお医者さんも、これはおかしいとのことで、とても心配をしてくれました。
ただ、そうした大人達の心配をよそに、この時点では息子もすっかり元気を取り戻し、「本当に異常があるのか?!」と言いたくなるぐらい、冗談を言ったりふざけたりするようにもなっていました。
大学病院にて、ストレスによるものではないか?との指摘を受ける
翌日、大学病院でも眼科同様の検査を行いましたが、やはり視神経に異常無しとのこと。その後も小児科へ回されたり、眼科へ戻ったりと大忙しでした。
しかし、その間に初めて、少し前に息子を大泣きさせてしまった件について話す機会がありました。
すると眼科の先生は
「一時的なストレスから、見えているのに見えていないと脳が錯覚したのではないか」
と仰ったのです。
特に心や脳が不安定な子どもは、そうしたことが十分あり得るということのようでした。
要するに、視神経に異常がないのに見えていないということは、それしか考えられない。超深刻な事態とは考えなくてよいとのこと。
普段の息子との関係は良好で、日常的にはストレスなどありませんでした。しかし今回、息子を大泣きさせてしまった一件が原因で、たった一度の些細なショックから、このような事態が起こるとは筆者も驚きました。
小児科の先生には「ずいぶん大がかりでしたね」と労っていただきましたが、ひとまずは眼そのものに問題は無いということで、その点は安心しました。