2025年2月4日 更新

「頑固な旦那を納得させる」究極の心理学!説得までの4ステップ

どうしてもパパにお願いしたいことはありませんか?「説得したいのに、お願いしても断られる」「口先だけで全然ダメ」そんなお悩みを心理学の力で解決できるかもしれません。

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ママの理想を実現するのに、パパの協力が必要になる場面はよくあります。にもかかわらず、パパがなかなか協力してくれなくて困っている…というママも多いのではないでしょうか?

しかし、諦める必要はありません。どんなに頑固な相手でも歩み寄ることは可能です!
実際にこの方法で典型的な頑固パパ(旦那)を口説き落としてきた筆者が「説得が失敗してしまう原因」や「心理学に基づいた正しい説得方法」などを解説いたします。

説得が失敗してしまう原因は?

頑固なパパが説得に応じてくれないのには、大きく分けて4つの理由があります。

<説得に応じてくれない4つの理由>
① 説得のタイミングが悪い
② 説得の方法が間違っている
③ 相手が必要性(メリット)を感じられない
④ リスクを感じている(経済的リスクや肉体的リスクなど)

上記の原因を解決しないまま相手を説得することは困難でしょう。しかし裏を返せば、この4つの問題さえ解決できれば、説得の成功確率は格段に上がるのです。

「説得のチャンス」を狙おう

説得のタイミングは、パパが暇そうで機嫌がいい時を狙うのがベストです。そうは言っても良いタイミングがなかなか見つからない…という場合もありますよね。そんな時は「相談したいことがあるんだけど、明日の夜は時間ある?」と、ママから約束を取り付けてみてください。

男性であっても女性であっても、いくつものことを同時に処理するのは難しいものです。ママの話だけに集中してもらえるよう、パパには“何もしない時間”を意図的に作ってもらいましょう。

ちなみに、「直接説得するのは苦手だから、LINEやメールでお願いしたい」と思っても、その方法は全くおすすめできません。なぜなら、お願いをされる側(パパ)の反応がママからは全く見えないからです。上手に説得するには“相手の様子を見ながら直接話す”のが必勝法です。

「正しい説得の方法」を知ろう

相手を説得するということは、自分の主張を押し通すことではありません。説得の本質は“相手が納得できるように手助けしてあげること”です。とはいえ、なかなかパパに理解してもらえないのはつらいですよね。想いを否定されたら、気持ちが高ぶって感情的になってしまうのもよく分かります。

しかし、ママの主張を感情的にぶつけるほど、パパは心を閉ざしてしまいます。「北風と太陽」の童話を思い出してみましょう。旅人のコートを脱がせたのは、寒くて厳しい北風ではなく、暖かく優しい日差しです。難しいことではありますが、「説得する時ほど冷静に、相手に寄り添う」ということを意識してみましょう。

頑固なパパの思考タイプを知ろう

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パパは「どんなことがモチベーションに繋がるタイプ」でしょうか?

◎問題やリスクを積極的に回避しようとするタイプ⇒問題回避型
◎利益を得ること、目標を達成することに意欲的なタイプ⇒目的志向型


パパがどちらのタイプかによって、効果的な説得方法が変わってきます。 例えば「洗濯乾燥機がどうしても欲しい時」を例にあげて、タイプ別に解説していきましょう。

パパが「問題やリスクを回避しようとするタイプ(問題回避型)」である場合、
・部屋干しだと洗濯物の匂いが気になるし、部屋にカビも生えて健康に悪い
・このままでは、パパの家事をもっと増やしてしまうことになる

…など、パパにとっての「デメリット」を前面に押し出して説得するのが有効です。

逆に「目標を達成することに意欲的なタイプ(目的志向型)」のパパには、
・洗濯乾燥機を使うと年間で「140時間」も節約できるから、もっと時間を有効活用できる
・洗濯乾燥機を買うのを許可してくれたら、機嫌良くパパに〇〇してあげられる

…といった、パパのメリットに焦点をあてた説得が効果的です。

ママがメリットだと思っていたことも、パパにとってはあまりメリットではない場合もありますし、またその逆もあります。

うちのパパは問題回避型?目的志向型?

「うちのパパはどちらのタイプだろう?」と悩むママも多いのではないでしょうか。

一般的に、問題回避型のパパは、「~すべき」という“べき論”で物事を考える傾向があります。これは、不安に対しリスクを避けたいと考える思考の癖が影響しているようです。一方、目的志向型のパパは、「~したい!」と挑戦する意欲が強く男らしいタイプが多い傾向があります(衝動性の強い発達凸凹さんにもこのタイプが多いです)。
普段からパパがどちらのタイプなのかをよく観察して、相手から共感を引き出せるキーワードを見つけてくださいね。

<ステップ1>パパの注意を引き付けよう!

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ここからはいよいよ実践です!まず本題に入る前に、パパが自然に「YES」と答えられるようなお願いを何個かしてみましょう。

<YESを引き出す2つの目的>
①「YES」を引き出すことで、これから始まる話に注意を引き付けることができる。
②無意識の内に自分の言ったことにつじつまを合わせたくなる“一貫性の原理”が働き、最終的な説得にも「YES」と答えてもらいやすくする。

例えば「ちょっと聞いてもらえる?」「そこにあるコップを取れる?」といった簡単なお願いでOK。パパからいくつかのYESが引き出せたら、まずは第一関門突破です。やってもらったことには、思い切り可愛く「ありがとう♡♡♡」と感謝を伝えましょう。

<ステップ2>パパと問題意識を共有しよう!

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パパと問題を共有するのは「これは自分にとっても重要な話だ」と関心を思ってもらうことが狙いです。

「男性は話が長くなることを嫌うから、結論から簡潔に話すべき」という意見もあります。しかしいきなり提案から入るのは得策ではありません。まずはパパの関心や共感を最大限引き出せるよう、問題点を“論理的に”説明しましょう。

女性がいくら感情的に訴えても響かないのに、論理的な話題には男性の方からグイグイ乗ってくる、というのは良くあることです。でもその際「あなた全然協力してくれないから…」などと、うっかり相手を批判してはいけません。

逆に、日頃の感謝を可愛い笑顔で伝えることができれば「やっぱり俺が一肌脱がねば」と、パパの男心にも火が付くはず!

「でも、お願いごとをする前に感謝を伝えるなんて、ちょっとあざといんじゃない?」と思ってしまうママもいますよね。大丈夫、そんなことはありません♪

ママにとっては多少不自然に感じてしまっても、ちょっとぎこちなくなってもOK。「夫は妻からの感謝や称賛を求めている」というのは男性心理の定説です。心から感謝しているエピソードを旦那さんに伝えて、心からの「ありがとう」を伝えましょう。身構えているであろう旦那さんを、思い切り気持ちよくさせて、話しやすい雰囲気を作っていきましょう。このアクションを“アイスブレイク”と言います。
<感謝を伝える言葉>
・いつもお仕事を頑張ってくれてありがとう!〇〇がいてくれるから、毎日安心して過ごせてるよ。
・あなたの優しさにいつも感謝してるんだ♪
・いつも家事や育児を手伝ってくれて、私も子どもも本当に助かってるの!…などなど

<ステップ3>頑固なパパを納得させよう!

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問題意識を共有できたら、パパを説得していきましょう!
具体的には、下記のような話の流れで、パパをより深く納得させることができるはず。

① ママが考えた「問題の解決方法」を提案する
② 提案内容の「デメリット」について正直に話す
③ 主観的な意見だけでなく、第三者の意見など交えつつ「デメリットを遥かに超えるメリット」を伝える

これを見て「え?デメリットを言っちゃうの?」と思う方もいるかもしれませんね。
例えば、良いことばかりの広告内容に妙な怪しさを覚えた経験はありませんか?
人は「悪い面」と「良い面」を両方提示されることで、話の内容に誠実性と説得力を感じると言われています。

他にも、パパの思考タイプよって説得方法が変わることも大切なポイントです。

【タイプ別の説得方法】
◎問題回避型パパ‥‥「問題をいかに解決できるか」「デメリットを回避する方法」などを重点的に説明できると納得してくれやすい。

◎目的志向型パパ‥‥パパにとっての「お得情報」を伝えてあげると納得してくれやすい。

<ステップ4>具体的な行動を提案しよう!

パパが最初の一歩を踏み出しやすいように、「具体的」かつ「ハードルの低い」提案をしてみましょう。洗濯乾燥機が欲しい場合を例にするなら「すごく良い洗濯乾燥機があるんだけど、お散歩がてら見に行かない?」といった具合です。

あくまでもママからは軽い提案をして、パパに「YES」と言ってもらえるようにします。「最終的にはあなたに決めて欲しいの♡」と、上目づかいで可愛くお願いしてみましょう。無意識の内に誘導されていたとしても、誰かの強制ではなく、最終的にはパパが自分で決められるという事実が重要です。

以上の4ステップさえしっかり抑えれば、最終的な説得にも男らしく「YES!」と答えてくれるのは時間の問題でしょう。
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この記事のライター

星野サン 星野サン

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