2019年8月22日 更新

噛みつき・衝突…低年齢児の気になるトラブル!保育園の対処法と見方

2歳頃までの子どもをお友だちと関わらせていあげたいけれど、児童館や友人宅でトラブルを起こしてしまったらどうしよう…。乳幼児が多い保育園では、トラブルにこう向き合っています!低年齢児トラブルへの見方の参考にしてください。

小さな子どもでも、自由に動き回れるようになり好奇心も高まってくると…一歩外に出ると、子ども同士のトラブルが起こってしまわないか心配ですよね。

保育園では、0~1歳児クラスで起こりがちな噛みついたり衝突したり…といった怪我につながるトラブルにはこのように対応しています!一例ですが、子ども同士のトラブルへの見方や、家での関わり方の参考にしてください♪

低年齢児に多いトラブル、噛みつき・衝突の園での対処法

小さな子どもの保育園での友だちとのトラブルは、まだ喧嘩や故意に手をあげてしまうという段階のものはほとんどないものの、噛みついたり衝突をしたり、と怪我につながってしまう場合も多いです。

しかし、この頃の子どもは、発達の過程でいろいろなものを口に入れてみたり噛んでみたり、興味があるものへ一目散で向かって行ってしまうことがほとんどです。関心の対象がおもちゃ等であれば良いのですが、それがお友だちであった場合には…痛い思いをさせる側・する側の子どもが発生し、トラブルが起こるわけですね。

このようなことは起こらないように保育士も低年齢児に関しては特に手厚く配置をされたり、常に全員に目が行き届くよう配慮はしているのですが、予想外のトラブルが起こってしまうこともあります…。

そんな時には、まずは噛まれたりぶつけた部分をよく観察し、早急に冷やす・消毒をするなどの処置をおこないます。よほどひどい場合には、安静に様子を見たり受診をしたり保護者に連絡をすることもありますが、ほとんどの場合は抱っこをして冷やして、驚きと痛みが落ち着くのを待ちます。

お友だちと過ごす中で起こってしまったら…まずは怪我に目を向けて!

子育て支援センターやママ友宅等で子ども同士を遊ばせている際、万が一このようなことが起こってしまったらお互いにママは慌ててしまいますよね。

しかし、先述の通り低年齢児のこのようなトラブルは、故意でない場合がほとんどです。その際、噛みつきや乗りかかってしまった状態にいち早く対応することは必要ですが、「○○!△△ちゃんにごめんなさいしなさい!」「どうして噛むの!」等子どもに無理に詫びさせようとするのはまだ難しく、逆に子どもがびっくりして泣いてしまい混乱が広がるかもしれません。

まずは、ママたちで手分けをして、噛まれたりぶつかった子どもの傷の状態を見る・氷を持ってくる・状況によってはスタッフの方を呼びに行ったり手当の用具を準備する等、子どもを気遣うことが最優先ですね。

お互い様の精神が大切!我が子にも少しずつ伝えていこう!

ママ同士、お互いの関係や怒り・申し訳なさ等が先行してしまいそうな場面ですが、幼い子供同士に多少のトラブルはつきものです。(もちろんママ間での我が子の行動によるトラブルへの謝罪はあった方が礼儀として良いですが。)保育園をはじめ子どもの多い場所へ行く際にはある程度は覚悟をしておいた方が良いと思います。

しかし、「小さい子どもなら何をしてもOK」という考え方は、この先どんどんタブーとなっていきますよね。噛んだりぶつかったりしたら痛いということ、お部屋の中は前を見てゆっくり歩くこと、もしお友だちに痛い思いをさせてしまったr「ごめんね」と言うこと…。まだ1歳前後の子どもには難しいことが多いですが、これから子どもがお友だちや社会の中で過ごしていくにあたって必要なことは、ママがゆっくりと教えていってあげなければなりませんよね。

今回怪我をしてしまったのは我が子だったけれど、また我が子が不意によその子にぶつかってしまうこともあるかもしれません。しっかりと見守ったり遊ぶスペースに気をつけた上で起こってしまったトラブルに関しては、ママ同士が『お互い様』の精神を持つこと・そして子どもに繰り返し伝えていくことが一番大切だと思います!

成長とともにおさまることが大半!気になる時は相談してみて!

はじめは何かを口に入れたい・触りたい、といった衝動から噛みついてしまったりする子どもも、成長とともに、だんだん理由が変わってくることもあります。自分の思い通りにならないから攻撃的になってしまう、お友だちの持っている物が欲しいから攻撃して取ってしまう、などということも起こってしまうでしょう。

しかし、大半は言葉で思いを少しづつ伝えられるようになる(自分では難しくても、ママや先生が代弁してくれるようになる)と、気持ちを切り替えられるようになったり落ち着いてくる場合が多いです。

保育園では、1歳前後の子どもが噛んでしまった場合には基本的には保育士の責任(予防することができなかった)となり、噛んでしまった子の親には「○○くん、今日お友だちを噛んでしまって…」とは言わないようです。しかし、あまりに頻繁に見られたり、いつもと様子が違う場合には、家庭での様子を聞かれることも。ママがそこで初めて我が子のそのような一面に気づいたり、プロである保育士と一緒に原因や対策を考えていくということが多いです。

まだ未就園のお子さんは、あまりに噛みつきや故意にお友だちを押すような行為が続くようであれば、一度小児科の先生や子育て支援の専門家に相談をしてみても良いかもしれませんね。

成長の過程で問題のないケースがほとんどですが、誰かに話すことや一緒に考えてくれる存在ができることで、ママの気持ちがグッと楽になることもありますね。

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piyoco piyoco

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