2019年8月21日 更新

絵本「りゆうがあります」から。不可解な子どもの行動にも「りゆうがある」

子育てをしていると時折、理解しがたい子どもの言動にぶち当たります。どうやら大人には分からない理由があったり、大人への試練だったり…。子どもと共に成長する要素満載です。

子育てをしていると、子どもに何度注意しても同じことを繰り返したり、「どうして?」「それはどう対応すればいいの?」と思うような不可解な言動に直面します。
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今回は不可解なテーマを3つをチョイス。子育てバイブルや専門家の情報とは別な方向から考えてみました。

不可解な行動その①「同じおもちゃに群がる」

さっきまで、何の興味も示していなかったおもちゃを、一人が手に取り、そのおもちゃで楽しそうに遊び始めると、「僕も私も!」と子どもたちが群がってきます。

あげくの果て、取り合いになり、誰かが泣き、誰かが叱られて、険悪なムードに…。本来なら子ども達同士で話し合い解決してくれれば、と思いますが、小さな乳児や幼児には解決となる対策を大人が誘導してあげなければなりません。
The world is full of mysteries. by Endless Dream | We Heart It (23173)

ついさっきまで注目されていなかったでおもちゃが、急にアイドルの様に注目される瞬間に起こる争奪戦…。これにはどういう理由があるのでしょう。

ここから先は筆者の考えを述べさせていただきます。

これは、親である私たちへの試練だと感じます。大人たちはその現場に直面すると、瞬時に頭がフル回転するのです。

●大人だけの観点からものを申してもいけないから、子どもの気持ちを考えつつ解決法を考える

●どうしたらスムーズに解決するか知恵を絞り提案してみる。子どもの反応で自分の考案した解決法の審査が下る

大人同士であれば、その場の空気を読み、声を掛け合いながら、順番を待ったりするものですが、子どもはそう簡単にはいきません。解決の手口を大人が考え、提案していく中で、子どももノウハウを学んでいくのだと感じています。
という事は、関わる大人次第で、その子の思考や判断力、解決力が左右されるという…いち親として多大な影響力があることがわかります。適当なことは言えませんよね。

この不可解な争奪戦には、そんな理由(要素)があるのではないでしょうか。
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不可解な行動その②「眠くなると期限が悪くなったり、泣きじゃくる」

赤ちゃんも子どもも、眠くなるととても機嫌が悪くなります。ダラダラし始めたり、わがままを言いだしたり、泣き出したり…。見るからに眠そうなので、「眠いなら寝なよ」と常に思うのですが、勝手に眠ってはくれないものです。

赤ちゃんであれば授乳をしたり、抱っこをして眠らせます。赤ちゃんによっては1時間近くぐずぐずすることもありますし、泣き続ける赤ちゃんもいる様です。ママはとても疲れてしまうのですが、眠った瞬間の安堵感は大きいものです。感動さえ覚えます。

どうやら赤ちゃんや小さな子どもは、眠り方を知らない様です。眠れるきっかけを大人が作ってあげる必要があるのです。普通なら自分以外の「眠り」についてまで考える必要はありませんが、子育てをしていると、どうしたらすーっと眠りについてくれるか、手段を考えるのです。

●抱っこやおんぶで揺らして眠りやすい状況を誘う
●部屋を真っ暗にしてトントンして安心させてあげる
●ベビーカーや車に乗せて心地よい振動を与えてあげる
●ママの匂いがするものを傍に置いて、安心させてあげる
●絵本を読んだり、添い寝をしてあげる

などなど、眠りにつきやすい環境を試行錯誤して準備します。これは自分にとって一種の「おもてなしの心」を育成できる機会ではないでしょうか。そんな理由があるように思えます。
Images and videos of 赤ちゃん (23172)

不可解な行動その③「はなくそを食べる」

長男と長女は6歳と4歳のキッズ。時々鼻をほじほじしてそのままお口にパクッとするシーンを見かけます。「食べたらばっちぃよ」と注意してもニヤッとするだけなのです。何度言っても、またするのです。「美味しいの?」と聞くと「うん!」とまで言います。

いつかしなくなるだろうと、あまりしつこく言わないことにしましたが、やっぱりその場面を見ると気持ちよくはありません…。
先日ある絵本に出会いました、そのタイトルは「りゆうがあります」。この絵本には、大人には考え付かないような理由がありました。なるほど。それもありかな、なんて。
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この記事のライター

moo-chan moo-chan
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