ウイルスが検出されやすい二枚貝などの食品は、中心部分を85度以上、90秒以上加熱することで、死滅させることができます。特に子供やお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱することが重要です。
◆嘔吐物や便の処理には、十分に注意しましょう
嘔吐物や便を処理するときには、使い捨ての手袋やマスクガウンを着用しましょう。ペーパータオルなどで、静かにふき取った後には、ビニール袋を密封し処分しましょう。消毒には、塩素系漂白剤を使うことが重要です。
via mainichi.jp
◆外出時はマスクを着用しましょう
嘔吐物や下痢便には大量のウイルスが含まれており、乾燥にも強いです。ほこりと共にウイルスが空中に飛散し、口に入って感染する恐れがあるため、マスクを着用する必要があります。
◆水分補給を忘れずに
仮に発症した場合には、嘔吐や下痢による脱水症状を起こす恐れがあります。体力を消耗しないように小まめに水分補給をしましょう。特に、小さな子どもや高齢者は脱水に弱いので、嘔吐や下痢がはじまったら、早期に対応することが必要です。
吐き気が強くて口から水が飲めず、頻回の下痢も持続するなら脱水が進んでしまうので、そのような場合は、クリニックや病院で、点滴などで水分補給をしてもらいましょう。
吐き気が強くて口から水が飲めず、頻回の下痢も持続するなら脱水が進んでしまうので、そのような場合は、クリニックや病院で、点滴などで水分補給をしてもらいましょう。
まとめ
感染予防の基本は手洗いです。そして、発症したら脱水症状に注意し、しっかりと水分補給をしましょう。腹痛や下痢などの症状が治まっても、1週間程度は便にウイルスが潜んでいることもあり、排便後の手洗いを徹底することも大切です。
この流行に備えて、日常的な対策を再確認しておきましょう。
この流行に備えて、日常的な対策を再確認しておきましょう。