ランドセルの平均的な重さは、教科書の厚みや、タブレット、水筒などによって4kg前後になると言われています。また、高学年になるにつれてさらに重くなっていく傾向があります。
「なるべく軽いランドセルを選んだほうがいいのでは?」と思う方も多いと思いますが、実際に息子が使用してみると、実際の重量よりも、ランドセルがフィットしている感覚のほうが重要だと感じました。
登山用のリュックも、なるべく負担にならないような設計になっているので、中に重い物をたくさん入れても楽に背負えますよね。
今回は、ランドセル購入の際に見るべきポイントと、フィット感をチェックするポイントをそれぞれ4つご紹介します。
それ以外にも、ランドセル選びにおいて優先的にチェックしておくべきポイントがあります。そのポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。
「なるべく軽いランドセルを選んだほうがいいのでは?」と思う方も多いと思いますが、実際に息子が使用してみると、実際の重量よりも、ランドセルがフィットしている感覚のほうが重要だと感じました。
登山用のリュックも、なるべく負担にならないような設計になっているので、中に重い物をたくさん入れても楽に背負えますよね。
今回は、ランドセル購入の際に見るべきポイントと、フィット感をチェックするポイントをそれぞれ4つご紹介します。
それ以外にも、ランドセル選びにおいて優先的にチェックしておくべきポイントがあります。そのポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。
【実体験から】ランドセル選びで見るべきチェックリスト4つ - 元気ママ応援プロジェクト
ランドセルをいざ使い始めると「事前にここを確認しておけばよかった…」と後悔するポイントがいくつかあります。この記事では、ランドセルを選びの際に優先してチェックするべきポイントを4つ紹介します。
ランドセルの肩ベルト穴の位置に注意
筆者が最初にランドセルを選んだ際に盲点だったのが、肩ベルトの穴の位置を最初に調整しておくことでした。
小学校1年生の平均的な穴の位置は、上から2つ目です。
背負った瞬間は窮屈に感じると思いますが、しばらく背負ってみると、ランドセルが背中にしっかりフィットしてくれるのがわかります。
小学校1年生の平均的な穴の位置は、上から2つ目です。
背負った瞬間は窮屈に感じると思いますが、しばらく背負ってみると、ランドセルが背中にしっかりフィットしてくれるのがわかります。
最初に息子が「背中が痛い」と言い出した時は、ここの調整を間違っていました。
ただ、なで肩の子などもちろん狭すぎる場合もあるので、違和感があれば個別に調整が必要です。まずは、ランドセルが背中に隙間なくフィットする位置を確認しましょう。
チェックポイント①肩部分が立ち上がっているか
肩ベルトの長さ調節と同様、なるべくランドセルは重心が上の方にくるほうが軽く感じられます。その工夫として、今多くのランドセルで採用されているのが「肩部分の立ち上がり」です。
背負ったときに肩の形状に自然にフィットするように、あらかじめ肩部分が上がっているものがおすすめです。最初は少し硬く感じられるかもしれませんが、使用するうちに柔らかくなっていきます。
一方、使用しながらなじませる目的で、あえて立ち上がっていない商品もあります。しっかり姿勢良く背負えていれば、どちらでも問題ないと思います。
チェックポイント②背カンが左右に動くかどうか
最近は、背カンの部分が左右に動くタイプのものが多くなっています。
左右に動くことで、成長に合わせて自然と肩にフィットするので、肩の負担軽減につながります。
左右に動くことで、成長に合わせて自然と肩にフィットするので、肩の負担軽減につながります。
チェックポイント③肩ベルトの形状は湾曲しているか
肩ベルトは、肩に沿うように湾曲したものがおすすめです。息子が使用している商品は、下のほうが細くなっています。
多くのリュックサックがそうであるように、曲線状の肩ベルトなら、多くの子どもの肩に自然にフィットするためおすすめです。
多くのリュックサックがそうであるように、曲線状の肩ベルトなら、多くの子どもの肩に自然にフィットするためおすすめです。
チェックポイント④背あて部分は負担を軽減する形状になっているか
背当て部分については、各ランドセルの販売会社で様々な工夫がされています。クッションが立体的に立ち上がっているものであれば、背中への負担が軽減され、痛みを感じにくくなりるのでおすすめです。
背骨の線に沿っていたり、負担の分散に工夫がされているものを選びましょう。
ランドセルがフィットしているかどうかのチェック項目4つ
まずは中に4kgの荷物を入れ、ベルトの位置を上から2~3つ目に調整してから背負ってみましょう。
注目すべきポイントは以下の4つです。
注目すべきポイントは以下の4つです。
- 肩と肩ベルトがズレずにフィットしているか
- 背中とランドセルの間に隙間はないか
- 痛みを感じるところはないか
- 姿勢が前かがみ、または後ろに沿っていないか
なるべく重心が上にくると負担に感じにくいので、まずは肩ベルトがしっかり肩甲骨に沿っているかをチェックしましょう。
肩に合っておらず、ランドセルの重心が下にきてしまっている場合や、痛みを感じる場合は、ベルト穴の調整をしてみてください。
また、ランドセルと背中は隙間が見えないのが良いですが、実際の背骨はカーブしているので、手のひらが入るくらいの隙間は気にしなくて大丈夫です。
姿勢のチェックは最もわかりやすいと思います。頭の上から糸で引っ張られているような、ピンとした姿勢を保てているかチェックしておきましょう。
肩に合っておらず、ランドセルの重心が下にきてしまっている場合や、痛みを感じる場合は、ベルト穴の調整をしてみてください。
また、ランドセルと背中は隙間が見えないのが良いですが、実際の背骨はカーブしているので、手のひらが入るくらいの隙間は気にしなくて大丈夫です。
姿勢のチェックは最もわかりやすいと思います。頭の上から糸で引っ張られているような、ピンとした姿勢を保てているかチェックしておきましょう。