2018年8月7日 更新

ちゃんと知ってる?お天気用語を理解して夏休みのお出かけを楽しもう♪

テレビでよく聞く天気予報用語。きちんと理解すればお天気に振り回されることも少なく、夏休みのお出かけを楽しめますよ。

気象庁が決めている予報用語は、どんなテレビでもラジオでも使われています。毎日のように耳にするので聞きなれてしまっていますが、よくよく考えると具体的には分からないことも多いのではないでしょうか?

予報用語を正しく理解して、お出かけ前のお天気チェックに役立ててみませんか?

「昼前」は意外に早い

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多くの方が気にする一日の時間ごとの天気。天気予報では一日を0時から24時まで3時間ごとに区切り、それぞれの時間帯で以下の通りに名称が決められています。
0時~ 3時まで・・・未明
3時~ 6時まで・・・明け方
6時~ 9時まで・・・朝
9時~12時まで・・・昼前
12時~15時まで・・・昼過ぎ
15時~18時まで・・・夕方
18時~21時まで・・・夜のはじめ頃
21時~24時まで・・・夜遅く

「昼前には雨が降り始める」という予報を聞くと、感覚的には12時より少し前から降り始めるような気がしませんか?

実は天気予報では朝の9時からすでに昼前。午前中の早い段階で雨具が必要なのが分かりますね。

1時間に30mmの雨とは?

雨予報の場合、「1時間の降水量は30mm」などの言葉をよく聞きます。

これはどんな大きさの容器を置いていても1時間に30mm(ミリメートル)、つまり3cm(センチメートル)の雨が溜まりますよということなんです。

実際に計算してみると、例えば10cm四方の容器を置いておく場合…

容器の縦×横×3cm
10×10×3=300で300cc

の雨が降ることになります。

どうでしょう? 計算してみてもやっぱり分かりにくいですね。

気象庁では分かりやすく「人が受けるイメージ」を公開しています。
※( )内は天気予報で使われる用語です。

10以上~20未満・・・ザーザーと降る(やや強い雨)
20以上~30未満・・・どしゃぶり(強い雨)
30以上~50未満・・・バケツをひっくり返したように降る(激しい雨)
50以上~80未満・・・滝のように降る(非常に激しい雨)
80以上・・・息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる(猛烈な雨)
※単位は(mm)

100mmを超える雨というと、相当な量だということが分かりますね。

風速10mってどれくらい?

雨の量と同じく、分かりにくいのが風の強さ。「平均風速10m」と言われてもピンときませんよね。

風速をおよその時速に直すと以下の通りになります。
※( )内は天気予報で使われる用語です。

10以上15未満・・・時速50kmまで(やや強い風)
15以上20未満・・・時速70kmまで(強い風)
20以上25未満・・・時速90kmまで(非常に強い風)
25以上30未満・・・時速110kmまで(非常に強い風)
30以上35未満・・・時速125kmまで(猛烈な風)
35以上40未満・・・時速140kmまで(猛烈な風)
40以上・・・時速140km~(猛烈な風)
※単位は(m/s)

車を運転する方は、およその体感が分かるのではないでしょうか?

やや強い風は最高で時速50kmの速さで吹きます。「やや」という表現ですが、意外と強い風が吹くことが分かりますね。
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さくらママ さくらママ

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