2024年8月30日 更新

【絵が苦手でも大丈夫】朝顔の観察日記が上手に描けるようになる方法|イラスト付き

小学生になると、似顔絵や夏休みの観察日記など、絵を描く機会が増えますよね。しかし、うちの子は絵がちょっぴり苦手です。そこで、上手く描けるようになるにはどうしたらいいか、子どもと一緒に考えてみました。

お子さんは植物の観察日記が苦手ですか?

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小学生になると、自己紹介の似顔絵、学校で育てた朝顔の観察日記、授業の課題など、絵を描く機会が増えますよね。筆者の子どもは絵が苦手だと思っているようで、「イラストがうまく描けない」、「どこを観察すれば良いのかわからない」と絵日記には苦労しているようでした。

一方筆者は、小学生の頃、何度か世界児童画展やこども絵画コンクールで賞をもらったことがあり、絵に対する苦手意識は全くありません。そこで、簡単なスケッチテクニックなどを駆使しながら、絵が苦手な子でも植物の観察日記を上手に描く方法について、子どもと一緒に考えてみることにしました。

この記事で使っている朝顔のイラストは、小学1年生の娘が実際に描いた観察日記のものです。子どもと相談しながら描き方を変えていったので、少しずつ上手くなってく様子が分かっていただけるかと思います。

そもそも、朝顔の観察日記を書く目的ってなに?

夏休みの自由研究で定番の朝顔の観察日記。朝顔が成長していく様子をじーっと集中して観察すること、植物の成長プロセスを見て学びその変化を記録することで自然を体験することが目的です。

【観察日記を書く目的】

・植物の成長プロセスの理解
・観察力の向上
・定期的な記録の習慣付け
・描写力と表現力の向上

植物の生態を知り、観察力や表現力を向上させるのにはうってつけの課題なわけですが、いかんせん…絵が苦手なお子さんにはハードルが高いのも事実です。では、どのように描写力と表現力を向上していけばいいのでしょうか?

絵心がなくても大丈夫!朝顔の観察日記を上手に描けるようになる方法

ここからは、一年生の娘が実際に描いた朝顔の観察日記と共に、イラストのコツをご紹介していきます。

娘が入学したばかりの小学校は、当時新型コロナウイルスの影響で休校になっていました。楽しみにしていた朝顔の観察も、絵を描くのに苦手意識を持っていた娘は、徐々にやる気をなくし始めていたようです。

実際に娘の絵を見てみると、一見とても上手に描けているのですが、ところどころに違和感が…。どうやら本人もそれに気づいているようなのですが、何処をどう直して良いのか分からないようです。そこで、娘が描いた観察日記の絵を、さらにじっくり観察してみると、いくつかの課題が見えてきたのです。

ステップ①自由に描かせてみる

「上手く描けない、どうしたらいい?」と子どもに聞かれ、まずは自由に描かせてみることに。すると、なんとも奇妙な絵が出来上がりました。
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一見上手に描けていますが、何枚かの葉っぱだけ葉柄(はへい)との繋がりが少しおかしいようです。そこをやんわり指摘すると、「どうせ私は絵が下手だから」と拗ねてしまいました。

筆者が見たかぎり、葉っぱの形状は良く描けています。つるが支柱に絡まっている様子も上手に表現できていますし、葉っぱの色も緑と黄緑を使って鮮やかに表現できているのです。

そこで、「この絵のどこが奇妙に感じるのか、朝顔の葉っぱを触ったりにおいを嗅いだりしながら一緒に考えてみよう!」と声をかけました。

【基本的なスケッチのテクニック】

①鉛筆で輪郭をとる: ますは、朝顔の基本形を鉛筆で薄く描きます。○、□、♡、楕円など、シンプルな形を使って、朝顔の輪郭を大まかに捉えましょう。

②大きさとバランスを整える: 花の大きさや葉の位置を確認し、全体のバランスを整えます。最初は細かい部分にこだわらず、大きな形を優先します。

③ 薄く描いた線をガイドに、細かい部分をスケッチしていきます。大切なのは、朝顔のみたままをそのまま描くことです。輪郭は、はっきりと濃く・1本の線で描くように意識してみましょう。

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ぷるナッツ ぷるナッツ

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