無事に出産してひと安心。でも、戦いを終えたママと生まれたばかりの赤ちゃんのからだはまだ不安定で、さまざまな処置が必要です。生まれた直後の赤ちゃんとママの、出産後の流れについてまとめました。
さまざまな処置が必要!出産後の流れ
<ママのからだの検査>
血圧、脈拍数、体温チェックのほか、子宮の収縮の状態と出血・悪露の量、膣や外陰部の状態を確認し必要な処置を行います。
血圧、脈拍数、体温チェックのほか、子宮の収縮の状態と出血・悪露の量、膣や外陰部の状態を確認し必要な処置を行います。
<初回授乳>
出産後1時間以内に分娩台の上で最初のおっぱいをあげる病産院もあります。病産院によって異なるので、希望がある場合には事前に相談しましょう。
出産後1時間以内に分娩台の上で最初のおっぱいをあげる病産院もあります。病産院によって異なるので、希望がある場合には事前に相談しましょう。
<赤ちゃんの診察>
産後すぐに、からだの形状や機能に異常がないかの確認、サイズの計測を行います。生まれて24時間は子宮外環境に適応していく大切な時間なので注意深く観察します。
産後すぐに、からだの形状や機能に異常がないかの確認、サイズの計測を行います。生まれて24時間は子宮外環境に適応していく大切な時間なので注意深く観察します。
<帰室・初回歩行>
分娩室で2時間程休み、異常がなければ病室へ移動します。車椅子で帰室し、出産後5~8時間後に助産師とともに初回歩行。経過がよい場合は帰室時に歩行する場合もあります。
分娩室で2時間程休み、異常がなければ病室へ移動します。車椅子で帰室し、出産後5~8時間後に助産師とともに初回歩行。経過がよい場合は帰室時に歩行する場合もあります。
<産褥体操>
血栓防止や悪露排出促進のため、ベッドの上で軽く体操をします。最初は寝ながら足を屈伸するなど軽い動きから始めます。助産師やスタッフが指導してくれます。
血栓防止や悪露排出促進のため、ベッドの上で軽く体操をします。最初は寝ながら足を屈伸するなど軽い動きから始めます。助産師やスタッフが指導してくれます。
まとめ
今回紹介した以外にも、病産院によっては出産直後にママが赤ちゃんを裸で抱っこする「カンガルーケア」を行うこともあります。医師や助産師の指示にしたがって出産で疲れた体をよく癒やし、体調を整えてゆきましょう。
14 件