2021年5月21日 更新

思わず涙で声が詰まる…。男の子に読んであげたい!作家・宮西達也さんの絵本

どんなに愛情をもって育てても、大人になれば巣立って行ってしまう男の子。一緒にいてくれる今だけ、読み聞かせでゆったりした親子時間を意識してみてはいかがですか?

涙で声が詰まる…!作家・宮西達也さんの作品

gettyimages (266115)

ウルトラマンや恐竜ものなど男の子が好きそうなテーマが多い宮西達也さんの絵本。

筆者自身は女の子環境でずっと育ってきたので、男の子を産み育てるまで、宮西達也さんの絵本は知ってはいたけど読んだ記憶はありませんでした。しかし図書館で息子が選んでくれた数冊からはじまり、今ではどっぷりとハマってしまいました。

まるで短編小説のようなストーリー、「愛」の表現が眩しいほどに描かれていたり…。初めて息子に読み聞かせした時には、感情移入しすぎたわけでもないのに涙で声が詰まったほどでした。

ティラノサウルスシリーズ

男の子なら一度は通る道「きょうりゅう」。その中でも、一番人気の強くてかっこいいティラノサウルスが主人公のシリーズです。

シリーズ一貫してティラノサウルスはいじわるで強がり、自分勝手にふるまっているのですが、絵本の中で出会う恐竜たちによって友情、愛情、優しさや絆…といったものを知り、成長していく姿が見ものです。
ママが読んだら泣いちゃうかもしれない素敵なストーリーばかり。子供にとっても、ただ面白いだけの絵本ではなく「かわいそう」や「さみしいね」などの感情を知ることができるのもよかったです。

ウルトラマンシリーズ

パパに読み聞かせをお願いするなら、このシリーズは鉄板です。パパは笑いながら、照れながら。
子どもはお茶目なウルトラマンの姿にハマってくれます。

こちらも思わずグッときてしまう表現があったりするので、これからパパになろうとしている方への贈り物としても素敵な絵本になっています。色合いがとてもカラフルなので、話がわからない年齢の子でも楽しめる絵本です。

かぶと虫侍シリーズ

全男の子が一度は通る、虫の世界!その中でもカッコイイかぶと虫が主人公になっているシリーズ絵本です。
低年齢向けではありますが、ストーリーや話し言葉がなかなか難しいと感じる絵本です。ただ、これは母親だからそう思うのかもしれません。たくさんの擬音語があり、戦いシーンのセリフあったりするので、我が家ではやはりパパに読んでもらうと楽しいようです。
正義とは?強さとは?…などをかぶと虫侍から教えてもらえる、虫大好きっこにはおすすめのシリーズになっています。
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この記事のライター

リリー リリー

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