地震大国である日本。東日本大震災や熊本地震は記憶に新しいところですが、今後も首都直下地震に南海トラフ巨大地震など、いつ大地震が起きてもおかしくないといわれています。
震度6以上の地震が起きると、家中の家具などが倒れ、あらゆるものが落下します。大切な家族の身を地震から守るためにできる家作りの方法をご紹介します。今回は【居間】編です。
震度6以上の地震が起きると、家中の家具などが倒れ、あらゆるものが落下します。大切な家族の身を地震から守るためにできる家作りの方法をご紹介します。今回は【居間】編です。
「グラッときたらもぐる」を合言葉に
学校の教室での授業中にグラッときたら、児童はまず落下物から身を守るために「机の下にもぐる」よう指導されます。しかし、学校とは違い自宅では一人ひとりに机があるわけではありません。
さらに家の中では家族の居場所もバラバラ。ひとまずもぐる場所は「居間(ダイニング)」に作ります。居間は、家族全員の共通のスペースであり、食事をする場でもあるので、家族がもっともいる確率が高い空間です。
大きなダイニングテーブルを置いて、グラッときたとき家族全員がとっさにもぐりこむ場所にしましょう。
さらに家の中では家族の居場所もバラバラ。ひとまずもぐる場所は「居間(ダイニング)」に作ります。居間は、家族全員の共通のスペースであり、食事をする場でもあるので、家族がもっともいる確率が高い空間です。
大きなダイニングテーブルを置いて、グラッときたとき家族全員がとっさにもぐりこむ場所にしましょう。
頑丈で家族全員がもぐれるサイズのダイニングテーブルを
ダイニングテーブルは、天板は厚め、足は太めの、どっしりと頑丈なつくりのものを用意しましょう。食事中の地震など、家族全員でもぐりこむ事態を想定して、それが可能なサイズかどうか確認することも大切です。ちなみに形は、円・楕円形よりも、四角形のほうが屋根になる部分が広いので、より危険を回避できます。
懐中電灯とすべり止めをセット
地震発生後は、停電になっている可能性が高く、夜間では懐中電灯を探すのも困難です。テーブルの天板の裏やテーブルの脚に、あらかじめ懐中電灯をセットしておきましょう。
また、テーブルの脚の裏には家具用のすべり止めを貼り付け、テーブルが揺れで移動するのを防ぎましょう。
また、テーブルの脚の裏には家具用のすべり止めを貼り付け、テーブルが揺れで移動するのを防ぎましょう。
まとめ
地震発生時、家の中で落下したものが頭や顔を直撃して大ケガをしたり、最悪の場合それが原因で命にかかわることも…。まずは、家族のいる確率がもっとも高い「居間」に、とっさに家族全員でもぐりこめる安全な場所をつくりましょう。