2023年7月24日 更新

習っていない漢字を書くとバツになる?先生によって違う採点方法

小学校の採点方法は先生によって変わり、習っていない漢字を書くとバツをもらってしまうこともあります。今回は我が子の実体験から、先生による採点方法の違いなどをご紹介します。

小学校の宿題やテストで、習っていない漢字を書くとバツになるという話を聞いたことがありませんか?筆者はこの話を聞いたとき、「そんなケースもあるんだ」と驚きました。

しかし、息子が小学3年生の頃、実際に習っていない漢字を書いてバツをもらってきました。習っていない漢字は間違ってもいないのにバツがついていることに、釈然としない思いを抱いたものです。

親ですらモヤモヤするのですから、実際にバツをもらった子どもはなおさらでしょう。しかし、すべての先生がそうではなく、担任によって対応は変わりました。

今回は、習っていない漢字を書いたときの子どもの実体験や、バツをもらってしまったときの我が家の対処法を紹介します。

習っていない漢字を書いたときの実体験

息子は小さい頃から電車が好きで、駅名などで難しい漢字もたくさん覚えていました。さすがに1〜2年の頃はまだ書くことはできませんでしたが、3年生くらいから習っていない漢字も書けるようになっていきました。

その頃から学校で習っていない漢字を使うようになったのですが、進級して担任が変わるとその対応も変わりました。それぞれの担任によって対応がどう変わったのか、まとめていきます。

3年生

3年生のときの担任は、習っていない漢字にはバツをつける先生でした。その漢字が合っていようがなんだろうが関係なく、習っていなければ例外なくバツです。

せっかく難しい漢字を頑張って書いた息子は、バツをつけられたことでがっかりしていました。ただ、その先生なりの考えがあってのことだと考え、3年生のときは習っていない漢字は書かないようにしていました。

4年生

4年生の担任は、3年生の担任とは真逆の対応をしてくれました。習っていない漢字を書くと合っていればしっかりと丸をつけ、さらに加点までしてくれたのです。

もちろん息子は喜んで、習っていない漢字にどんどんチャレンジしていきました。テストでもよく120点とか130点とかを取ってきました。

もしも習っていない漢字が間違っていたらちゃんと直してくれるし、そのせいで減点されることもありません。この先生が担任になってくれて、本当に良かったと思ったものです。

5年生・6年生

5年生と6年生の担任はそれぞれ別の先生でしたが、習っていない漢字への対応は同じでした。4年生のときのように加点されることもありませんが、3年生のときのようにバツをつけられることもありません。

すなわち、習っていない漢字を書こうが書くまいが自由、ということです。バツをつけられないだけマシですが、やはり4年生のときのように「難しい漢字を書こう!」という意欲はなくなったようです。

習っていない漢字にバツをつけられたらどうする?

せっかく頑張って書いた漢字にバツをつけられると、子どもは大人以上にショックを受けるものです。もしも先生が「習っていない漢字は書かない」という方針でバツをもらってしまったら、家で改めて丸をつけてあげましょう。

そして、次からは学校では習っていない漢字を書かず、家に帰ってから習っていない漢字に挑戦させてあげるのがおすすめです。テストなどが返ってきたら、家で書けそうな漢字にトライさせてみましょう。

そして、合っていたらたくさん丸をつけて、いっぱい褒めてあげましょう。そうすることで、子どものやる気が失われずにすみます。

ただ、まだ習っていない漢字は、書き順や細かいハネやトメなどが間違っていることもあります。間違えて覚えてしまわないように、書き順や細かい場所もしっかりチェックしてあげましょう。
書き順や細かい場所が間違っていても、バツをつける必要はありません。ひとまず丸をつけて、それから親子で一緒に正しい漢字を確認しましょう。
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この記事のライター

うしゃ うしゃ

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