ある日、息子がいたずらをしました。
同じいたずらを何度かしたことがあり、
そのたびに、それはダメだと注意してきたことでした。
「なんで!!」と怒鳴ってしまいました。
何度言えば分かるの?
ダメだと言っているのが分からないの?
そんな気持ちから出た言葉でした。
ああ・・・これはただの怒りをぶつけているだけだ。
「なんで」と言いながらそう思うのに、
止まらず、私の口から出てしまいました。
相手は二歳半。
「なんで」と問われて、
「〇〇だからです」と答えられることもない。
だからこれは
「コラー!!」という意味でしかない「なんで」でした。
ちゃんと「ごめんなさい」をする息子。
果してここまで怒鳴る必要があることだったのでしょうか。
別に命の危険が伴ういたずらではありませんでした。
いたずらは、出来心だよね。分かっている。
いやもしかしたら、いたずらは、ただの失敗かもしれないよね。
なにかに挑戦しようとしてのかもしれないよね。
〈ぜんぶ〉を見ていなかったママも悪いよね。
そして「なんで」が、ただのママの感情でしかなかったこともごめんね。
私は、まず、泣いている息子を落ち着かせました。
そして改めて言いました。
「〇〇しちゃだめだよ」と理由も付けて言いました。
息子が全てを理解することは難しいかもしれないけど
怒鳴るのではなく、注意しました。
(実際は目を見て話したり、いたずらした現場を指さしたりしながら)
そして
あなた(という存在)が悪いのではない
あなたのことが嫌いなのではない
それもしっかり伝えました。
ママがあなたのことを大好きであることも
ちゃんと分かってほしいです。
―最後に―
「なんで」って責められること、大人でも辛いですよね。
私も社会人一年目の頃、よく上司から「なんでや!」と怒鳴られことがあったのですが、自分自身「なぜ」そうなったのかも分からず説明もできず、ただただ、上の立場の人から「なんで」と怒鳴られることは、私にとってその上司が恐い存在になっただけのことでした。
息子ももしかしたら、その時の私と同じ気持ちになったこもしれない。
そう思うと胸の奥がぎゅぅうッとつねられたような感覚でした。
親だって大人だって、人間だもの。
つい感情で言葉を吐いてしまうこともありますよね。そのお気持ちも分かります。
自分の気持ちに迷いが出たら深呼吸して、目の前の我が子をぎゅうしてみませんか。
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ホニャララゆい (@honyararayui)
息子ゆーくんの胸キュンエピソードやホニャララ家のドタバタを絵日記にして更新中!アホかわイラストに癒されます!
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