2021年2月12日 更新

発達障害、グレーゾーンの子が入学前にやっておきたい!書く力をつける自宅トレーニング

就学前に筆圧が弱かったり、細かな作業が苦手な息子が作業療法士の先生に勧められて、自宅でやっていた療育方法をまとめました。発達障害、グレーゾーンの子だけでなくみんなに試してもらいたいトレーニングです。

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春から小学生。今のうちから何かできるようにしておいた方がいいのかな?と悩まれているママも多いかと思います。我が子はADHDで、落ち着いて作業することが大の苦手。そのため鉛筆を持って書くということも苦手でした。いざ鉛筆を持たせても筆圧弱く、薄くしか字や線が書けませんでした。

そこで今回は、筆圧が弱く細かな作業が苦手な息子が、就学前にやっていた自宅でのトレーニング方法を紹介します。このトレーニングをすることで、メキメキと書く力がアップしますよ。

筆圧を上げたい時には段ボールでプスプス

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字は大人なら簡単に書くことができますが、まだ筋力がついていない小さな子どもにとっては大変な作業です。書けたとしても腕、手首、指先に力が入らないとどうしても字が薄くなってしまいます。
そんな時には、段ボールをプスプスして力をつける訓練がおすすめです。適当な大きさに切った段ボールに大人が蛍光ペンなどで点を書いてあげ、その部分を鉛筆で刺してもらいます。息子はストレス発散になったのか、この訓練が大好きでした。

運筆練習には細かく印をつけてあげるとGOOD!

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字を書く前の練習で、鉛筆を動かす「運筆練習」があります。集中力がない子にとって、線をなぞるという作業は疲れるものです。そして落ち着いて書くということが苦手な子にとってこの運筆練習は楽しくない作業です。
特に長めの線を点から点まで結んで、ピタッと止めるということが難しかったので、間にもいくつか点を書き誘導しやすくしました。そうすることによって線がたどりやすくなり、集中力も持続します。

鉛筆持ちが難しい子には目玉クリップを活用

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運筆練習で筆圧が弱かったり、線がぶれやすい子には目玉クリップをつけてあげると鉛筆を持つ手が安定し書きやすくなります。
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まず鉛筆に滑り止めのグリップをつけます。その上に目玉クリップをつけ、手の内側にクリップのつまみが入るように持ちます。こうすることで手全体に力が入り、筆圧が強くなります。また正しい鉛筆の持ち方の練習にもなります。
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この記事のライター

R子 R子

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