2019年7月26日 更新

小学6年生に聞いた「将来就きたい職業」とは

男の子1位「スポーツ選手」~競技に“eスポーツ”が初登場!女の子1位「教員」~「医師」は順位落とす

株式会社クラレが、今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査を実施しました。
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男の子が就きたい職業の1位は、昨年に続き「スポーツ選手」となりました。競技の内訳では、サッカーや野球が多くの票を獲得する中、今年初めてeスポーツが登場。国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初となる都道府県対抗のeスポーツ大会も開催される予定で、子どもたちの関心も高まっているようです。

2位には、昨年は5位に順位を下げていた「研究者」、3位には「医師」が入りました。また、「大工・職人」が昨年16位から6位に大きく順位を上げました。ブロックでできた仮想空間の中で、ものづくりができるゲームのヒットも影響しているのでしょうか。人材不足や高齢化が懸念される職種とあって、子どもたちの関心の高まりには注目したいところです。

女の子の1位は「教員」、2位は「保育士」で、子どもと関わる職業が上位に入りました。10位以内では、3位「看護師」、9位「医療関係」といった医療職が目立ちますが、昨年1位だった「医師」は医学部の不正入試問題なども影響したのか、9位に順位を落としています。

おしゃれに関する仕事に興味を持つ女の子も多く、「美容師」は14位から5位に大きく順位を上げ、8位には「デザイナー」が入りました。
男の子の「将来就きたい職業」TOP20
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・「スポーツ選手」にeスポーツが初登場
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1位 は 昨年同様 「スポーツ選手」 でした。 内訳を見ると、サッカー(40.9%)、 野球(29.6%)で7割を占めていますが、今年初めてeスポーツ(4.3%)が登場しました。ゲームを使ったスポーツ競技であるeスポーツは、日本でも徐々に認知度、競技人口が拡大しつつあります。部活に取り入れた高校もあり、子どもたちの注目も今後ますます高まりそうです。

4位は昨年に続き「ゲームクリエイター」で、ゲームの制作側も人気があります。インターネットを舞台にした職業では、昨年初登場した「ユーチューバー」が18位(1.4%)に入りました 。
・男の子の保護者1位は安定の「公務員」
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男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、昨年に続き「公務員」が1位となり、2位「会社員」、3位「研究者」となりました。5位「スポーツ選手」と答えた人の子どもの回答を見ると、95%以上が同じく「スポーツ選手」になりたいと書いています。「スポーツ選手」は親子で一緒に追いかける夢のようです。
女の子の「将来就きたい職業」TOP20
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・「教員」「保育士」が上位に返り咲き、「医師」は順位落とす
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この記事のライター

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