2020年1月11日 更新

イルミネーションにデジタルキャラクターが浮かび上がる!?親子で楽しくAR技術を学ぶ「池袋デジタル寺子屋」

アプリやゲームなどを通して、子どもたちにとっても身近な存在となったデジタル技術。その楽しさを親子で体感できる、デジタル寺子屋とは?

スマートフォンやタブレット、家庭用ゲーム機などの普及と進化によって、デジタル技術は必須となった時代。必然的に、子どもたちがデジタル技術に興味を抱く機会も増えているといえます。

そんなデジタルクリエイティブに親しんでもらい、未来のデジタルクリエイターを育成するイベントとして定期的に開催されているのが、池袋にオフィスを構える株式会社エクストリームによる『池袋デジタル寺子屋』。

先日、今シーズンにリニューアルした池袋西口公園のイルミネーションを彩るARコンテンツをつくるという、親子で楽しく学べるワークショップに参加してきました。その模様をレポートします!

『池袋デジタル寺子屋』って?

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『池袋デジタル寺子屋』とは、「NPO法人ゼファー池袋まちづくり」と、デジタルクリエイタープロダクション「株式会社エクストリーム」が、池袋の発展に貢献する、地域のにぎわいを創出する活動に寄与することを目的とした「包括連携協定」に基づき、地域の子どもたちにデジタルクリエイティブに親しんでもらい、未来のデジタルクリエイターを育成する(アート・カルチャー人材育成)イベントとして定期的に開催しているもの。

エクストリームに所属するデジタルクリエイターがインストラクターとなり、エクストリーム社のファシリティを利用して、楽しく、わかりやすいワークショップを通して、子どもたちにデジタルクリエイティブの楽しさを伝えることを目的としています。

ARコンテンツについて学びながら楽しく作成!

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今回の『池袋デジタル寺子屋』のテーマは、AR技術。まずは、ARとはどんなものなのか?という基礎知識について、講師の先生からの説明を受けました。

“AR”は、日本語で“拡張現実”を意味する言葉で、つまりは現実にプラスで何かを加えるということ。子どもたちにも馴染みのある「ポケモンGO」や「ドラゴンクエストウォーク」などがそれにあたり、実際にはそこに居ないけれど、カメラの中に上書きで表示されるのが"AR"なのだそう。

今回のワークショップで実際に作成するのは、マーカーというQRコードをスマートフォンなどのカメラで映すことで3D映像が浮かび上がるというもの。"AR"は、この先もっと身近な技術になるといい、子どもたちもきちんと着席して、興味深そうに先生の説明を聞いていました。
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説明のあとは、いよいよ実際にパソコンを使っての作業!ペイント3Dというツールを使って、ARとして浮かび上がらせるキャラクターを選び、色を塗っていきます。

さすがデジタル世代の子どもたち。ダブルクリックやドラッグなど、マウスを操作しての作業も先生の話を聞いただけで、すぐにできてしまうのが、すごい!

親子であれこれコミュニケーションをとりながら、参加者はみんな黙々と作業に没頭。ゲームなど、普段は子どもだけの世界で行われていることを親が覗く機会はなかなかありませんが、その世界が少し覗けたような気がしました。

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色塗りが完成したら、マーカーであるQRコードを印刷してもらい、スマートフォンのアプリで読み取り、いざ鑑賞!

すると…先ほど色を塗ったキャラクターが画面上に浮かび上がりました!

子どもたちもみんな笑顔で記念撮影。驚くほど簡単な作業で、まるでゲームの世界のようなキャラクターをつくることができました。

子どもたちが制作したデジタルキャラクターが、イルミネーションを彩る!

なんと、今回制作した子どもたちのデジタルキャラクターは、池袋西口公園にて、2019年12月18日(水)から2020年1月31日(金)まで開催される『池袋西口公園 extreme イルミネーション 2019』にて展示されています。

東京芸術劇場前の欅の木をクリスマスツリーに見立てたシンボルツリーの前にあるARマーカーを読み込むと、スマートフォンやタブレット画面にデジタルキャラクターが現れるという仕組み。もちろん、記念撮影もすることができます。イルミネーション点灯中に撮影をすれば、SNS映えも間違いなしです!
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この記事のライター

mika mika
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