2019年8月22日 更新

子どもの教育費用いくら必要?平均額1000万円では足りない!理由と解決策

子どもが幼稚園から大学まで進学したらどれだけの費用がかかるの?平均額1000万円では足りない理由とは?実際の子育て世帯の必要出費と解決方法を紹介。

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「子どもの教育費」いくらかかると思いますか?
「可愛いわが子には好きな仕事についてもらいたい」そんな気持ちから子どもの教育に力をいれているお母さんも多いはず。
でも、それと同時に頭を悩ませるのが『教育費用』ですよね。

よくテレビや雑誌では「全て公立だと約1,000万円かかる」と紹介されますが、本当なの?具体的にイメージが湧かない!これが正直なところ。

そこで、子どもが幼稚園から大学まで進学する場合どれだけの費用がかかるのか?全国の平均額と実際の子育て世帯の出費を調べてみました。

現在2人姉妹を子育て中の私が行ったお金のやりくり方法とは? 知らなかったでは済まされない!子供の教育費の実態を紹介します。

子どもの教育費(公立)1,000万円の理由

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<幼稚園(3歳)から高校(3年)までの15年間にかかる学習費総額>
●すべて公立に通った場合で523万円
●すべて私立に通った場合で1,770万円

これは文部科学省が公表している『平成26年度「子供の学習費調査」の結果です。
この金額には入学金・授業料だけでなく、教科書の費用や給食費・学習塾へかかる費用についても含んだ調査結果となっています。

<大学に進学した場合にかかる教育費>
大学への入学費用と在学費用の合計額は
◆国公立大学に進学した場合で511.2万円
◆私立大学理系に進学した場合で787.5万円

これは株式会社日本政策金融公庫が公表している「教育費負担の実態調査結果(平成26年度)」の調査結果です。

参考サイト:文部科学省『平成26年度「子供の学習費調査」

子どもの教育費はいくらかかるの?

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これらを踏まえると、幼稚園から大学まで進学する場合にかかる教育費は
●全て公立に通った場合で約1,000万円
●全て私立に通った場合で約2,500万円

しかし、実際には各家庭の事情によって様々な費用がかかるため金額を大きく上回る場合があります。
影響の大きい費用として挙げられるのが「子どもの習い事・学習塾にかかる費用」「自宅外通学をする場合にかかる費用」の2つです。
そこで、これらの費用についても詳しく見てみました。

【重要】子どもの習い事にかける費用はいくら?

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子どもの将来を考えると・・・習い事や学習塾などお金はかかるけど、できる限りのことをしてあげたい!それが親心ですよね。
最近では、幼児期から英会話スクールに通わせるなど語学に力をいれる家庭も多くなってきました。

<文部科学省の学習調査>
学習塾やピアノ・水泳などの習いごとにかける学校外活動費
●公立の小学校に通う生徒の場合:年間およそ20万円
(12ヶ月で割ると、ひと月あたり約1万7,000円)

これが実態!習い事はこんなにかかる!

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文部科学省の学習調査結果をみて、私は「?」となりました。実際にはこの金額を上回る場合も多いですよね??

例えば、私の長女が通っているスイミングスクールと近所の学習塾の金額をみると
●スイミングスクール月謝:9,000円
●近所の学習塾の月謝(授業料のみ):9,000円(小4で国・算の場合)

これだけでも全国平均を上回ってしまいます。
さらに塾は季節講習や教材費用など思わぬ出費も出てきそうです。

大学入学後も気は抜けない!+600万円お金がかかる!

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この記事のライター

子育てママ@ちー♡公認ママサポーター 子育てママ@ちー♡公認ママサポーター

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