2019年9月3日 更新

子供だけじゃない?自覚症状のない大人の「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」が増えている!

周りに理解されづらく、学校や職場などでも支障をきたしてしまうことがある「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」とは?具体的な症状や特徴を紹介します。

近年、発達障害と診断される子どもや大人が増えているといわれています。

なかでも「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」は周りに理解されづらく、学校や職場などでも支障をきたしてしまうことがあります。

一体この「ADHD」とはどのような障害なのか、具体的な症状や特徴を紹介します。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?

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ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、Attention Deficit Hyperactivity Disorderの略で、不注意、多動性、衝動性の3つの症状がみられる発達障害のことです。

年齢や発達に不釣り合いな行動が、社会的な活動や学業に支障をきたすことがある障害です。

以前は、子供特有の障害だと言われていましたが、最近では大人までもがADHDの症状に悩み、仕事や生活が困難になっていることがわかってきています。

子供と大人それぞれの「ADHD」の症状

ADHDの症状は「不注意」「多動性」「衝動性」の3つに分けられます。子供と大人、それぞれの具体的な特徴を見ていきましょう。

≪子供の症状≫

多動性
・座っているべきときに落ち着いて座っていることが難しい
・過度におしゃべりをする


衝動性
・順番を待つのが難しい
・他の人がしていることをさえぎったり、邪魔したりしてしまう


不注意
・興味のあることには集中しすぎてしまい切り替えが難しい
・同じことを繰り返すのが苦手
・必要なものをなくしてしまう、忘れっぽい
・注意が長続きせず、気が散りやすい

≪大人の症状≫

多動性
・落ち着かない感じ
・貧乏ゆすりなど、目的のない動き


衝動性
・思ったことをすぐに口にしてしまう
・衝動買いをしてしまう


不注意
・忘れ物、なくし物が多い
・約束を守れない、間に合わない
・片付けるのが苦手


※ 参照:大人のためのADHD情報サイト

日常生活の中での「ADHD」の症状例

職場や学校で

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・会議中あるいは仕事中(授業中あるいは勉強中)に落ち着かず、そわそわしてしまう
・会議や仕事(授業や勉強)に集中できない
・周りに相談せずに、独断で重要なことを決めてしまう
・仕事(課題)に必要なものをなくしてしまう、忘れる

家庭で

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