2023年11月21日 更新

【子どもに教えたいマナー】「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味と大切さとは

食事の時に「いただきます」と「ごちそうさま」を言うのは何故なのか。実は、この言葉には、深い意味が隠されているのです。この記事では、「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味についてご紹介します。

食事をする前は『いただきます』を、そして食べ終わったら『ごちそうさま』を言っていますよね。みなさんはその言葉の“本当の意味”を知っていますか?

多くの人にはその意味がなんとなく分かると思いますが、実は「もっと深い意味がある」と、筆者が出会ったある本には書いてありました。

この記事では、『いただきます』と『ごちそうさま』の本当の意味と大切さについてご紹介したいと思います。ぜひ食育にお役立ていただけると幸いです。

生きる=食べること

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日々生活をする中で、どれくらい感謝の気持ちを感じて過ごしていますか?同じようなルーティンで暮らしていると、様々なことが"当たり前"のように感じてしまうものです。

特に【食べること】は、生きていることと同じくらい当たり前なことではないでしょうか。「生きている」ということは、「食べる」ということですから。

しかし逆を言えば、【食べることができないと、生きることはできない】ということです。

食は生活の基本であり、命を支えてくれるありがたいもの。
そのことを改めて思い出し、食事をする際の感謝の言葉、『いただきます』と『ごちそうさま』の本来の意味を知って、ぜひお子さまにこの言葉の大切さを教えてあげてください。きっと豊かな食生活とともに生きることができる大人へと成長してくれるはずです。
今回は筆者が出会った"和の行事を楽しむ絵本"という本から、その意味を説明していきたいと思います。

『いただきます』には2つの意味があった!

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ここからは『いただきます』の2つの意味を書いていきます。

1つ目は、【食材】への感謝。

1つ目は、【食材】への感謝です。お肉やお魚、野菜や果物にも命があると考えて、『〇〇の命を私の命にさせていただきます』と、すべての食材へ感謝の気持ちを表しています。

2つ目は、【食事に携わってくれた人】への感謝。

2つ目は、【食材を作ったり、調理したり、配膳したりしてくれる人々】への感謝です。
野菜を作ってくれた方やお魚をとってくれた方、料理を作ってくれた方や配膳をしてくれた方。そのすべての人への感謝の気持ちを表しています。
2つ目の方が受け入れやすいかもしれませんが、すべてのものに命があることを知ることは、とても大切です。心が豊かに育ちます。子どもと一緒に野菜や果物を育ててみると、食べ物には命があるという感覚や、命をいただくという意識を持てるかもしれませんね。
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