2024年2月6日 更新

モンテッソーリって何?世界の教育法について第一弾【モンテッソーリメソッド】

「魚を与えるのではなく、釣り方を教える教育方針」モンテッソーリメソッドって聞いた事あるけど実際どういうこと?という疑問にお答えします!

モンテッソーリあかねこどものいえ 見沼あかね保育園にようこそ♪ (1756)

「ピンクタワー」と呼ばれる教具は、ピンク色の10個の木製立方体で、1辺が1cmから10cmまで1cm単位で長くなっています。
1つずつ丁寧に運んだり、積み上げる作業を繰り返すことで、指先や手首の筋肉の運動が促され、観察力が養われます。
◼︎言語教育
コミュニケーション力は社会生活の基礎であり、また、思考の道具である言語は人間にとってとても大切なものです。「話す」「書く」「読む」だけではなく「文法」まで学びます。

【教具の例】
・絵合わせカード・・・果物、動物、乗り物のようにテーマが決まっている。例えば、果物の場合、りんごの絵を描いたカードが2枚、バナナの絵が2枚というように同じ絵のカードが2枚ずつあり、一方は名前入り、他方は名前なし。(2枚×6~7)そして「りんご」「ばなな」と書かれた名前だけのカード(6~7枚)がある。
・50音並べ・・・50音表の1字1字がバラバラのパズルになっている。
【台湾製】みぞ彫り文字板(71枚)--ケース付き - モンテッソーリ教具専門店 Montehippo (1769)

「みぞ彫り」と呼ばれるお仕事では、文字や数字が彫られた溝を、棒でなぞります。
◼︎算数教育
数を表す要素には三つの形態があり、 モンテッソーリ の算数教育では、これらを三者と表しています。具体的に感覚で捉えることのできる物「量物」、その量物を言い表す時に使う「数詞」、書き表す時に用いる記号の「数字」の三者です。これらの三者が一致して初めて数量概念を身につけたと判断します。

例えば、数量「●●●●●」を量として捉え、数詞「ご」と言い表すことができ、数字「5」と書き表すことができるようにします。

【教具の例】
・10進法のビーズ
10進法の1はビーズ1粒
10はビーズ10粒(針金に10粒のビーズを通したビーズの棒1本)
100はビーズの棒100粒(10本のビーズの棒でできた正方形の板)
1000はビーズ1000粒(ビーズの板10枚でできた立方体)
・算数棒と数字カード
・切手遊び
NYママの幼児教育が知りたい! (1771)

「45レイアウト」というお仕事の教具です。
1から9,000までの数字を、実際の量として目で見て重さを感じで具体的に数というものを理解するというものです。写真は右から、1、10、100、1000のブロックです。
◼︎文化教育
動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術などが含まれます。生命の神秘への興味や芸術に関する表現力など多岐にわたった能力を育みます。

【教具の例】
・太陽系の惑星の模型
・世界地図、日本地図パズル
・動植物の絵カード
ブログ モンテ通信9月 中西睦 | ふじようちえん (1775)

写真の女の子は国旗カードのお仕事をしています。
モンテッソーリ 教育法では教具の形、大きさは無論、手触り、重さ、材質にまでこだわり、子供たちの繊細な五感をやわらかく刺激するよう配慮がなされている。また、教具を通し、暗記でなく経験に基づいて質量や数量の感覚を養うことと、同時に教具を通して感じ取れる形容詞などの言語教育も組み込まれている。

まとめ

自宅の遊びの中にも取り入れられそうですよね!
次回はシュタイナーメソッドをご紹介したいと思います。
スクルドエンジェル保育園 検見川浜園ブログ | 千葉市美浜区 検見川浜の保育園・保育所 | 千葉市美浜区 検見川浜の保育園・保育所 (1780)

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荻野綾子 荻野綾子

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