2024年1月9日 更新

【ワンオペ育児】抱っこ自転車は交通違反!?子ども2人乗せ自転車の乗り方・注意点まとめ

赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしながら自転車を運転するのは、道路交通法違反であることをご存知ですか?子どもが2人以上いる場合の「正しい自転車の乗り方」をおさらいしましょう!

保育園や幼稚園の送迎に自転車を利用しているママは多いでしょう。近年では電動自転車も普及し、前後チャイルドシート付きの自転車をよく見かけるようになりました。

時折、赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこして、上の子だけを自転車用チャイルドシートに座らせて走行している光景を目にすることがあります。しかし、抱っこしながらの自転車走行は、道路交通法違反として、2万円以下の罰金または科料が科せられます!

では、子どもが2人以上いる場合は、どのように自転車に乗ればよいのでしょうか?

抱っこで自転車は交通違反!?

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子どもが小さい場合、抱っこ紐で抱っこした状態で自転車に乗ることがあるかもしれません。しかし、抱っこで自転車に乗ることは、転倒の危険性が高く、交通違反にもなりますので、絶対にやめましょう。

ただし、法律上は「おんぶ」であれば、抱っこ紐(おんぶ紐)を使用しての同乗が認められています。
16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に小学校就学の始期に達するまでの者を1人に限り乗車させることができます。
運転者はさらに幼児1人を子守バンド等で背負って運転できます。

抱っこ自転車が危険な理由と注意点

前抱っこで自転車に乗るのは非常に危険です。

前抱っこでは、赤ちゃんとの間に隙間ができ、運転者の視界が遮られるため、バランスを崩しやすくなります。一方、おんぶの場合は、赤ちゃんと運転者の背中がぴったりとくっつくため、運転者も自分の足元がしっかりと見え、バランスもとりやすくなります。

また、前抱っこはバランスが崩れやすく、赤ちゃんが視界に入って運転に集中しにくくなるため、事故につながる恐れがあります。

おんぶは完全に首が座ってから

抱っこ紐で赤ちゃんをおんぶできるのは、一般的に首が完全に座ってからとされています。

自転車に乗る場合、振動によって赤ちゃんに負担がかかりやすくなります。そのため、首が座る前の赤ちゃんをおんぶするのは絶対に避けましょう。

抱っこ紐によって首が座ってからおんぶできる月齢の目安は異なりますが、取扱説明書に記載されている月齢はあくまで目安であり、赤ちゃんによって首の座る時期は異なります。そのため、必ず赤ちゃんの首の座り具合を確認してからおんぶするようにしましょう。

抱っこ紐は正しく装着すること

抱っこ紐が緩いと、万が一自転車で転倒した場合、赤ちゃんが抱っこ紐から飛び出てしまう危険性があります。そのため、きちんと密着した状態でおんぶするようにしましょう。

ただし、抱っこ紐がきつすぎると、赤ちゃんにとって苦しくなってしまいます。そのため、適度に密着するように紐を調整することが重要です。

その他の注意したい自転車の乗り方

子ども二人以上の場合は自転車チャイルドシートが必要

赤ちゃんをおんぶして、もう1人の幼児を乗せる場合は、必ず自転車チャイルドシートを用意しましょう。6歳未満のお子様は、幼児用シートが必要です。

また、平成20年6月1日より道路交通法が改正され、幼児および小学生に対するヘルメットの着用努力義務が施行されました。

平成30年から令和4年までの東京都内における自転車乗用中死者の損傷部位の割合を見てみると、自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っています。特に子どもは、大人と比べて頭が重く、転倒した際に頭部にダメージを受けやすいため、ヘルメットを正しく着用することが重要です。

なお、おんぶしている1歳未満の赤ちゃんにも、ヘルメットの着用が推奨されています。小さいサイズのヘルメットも販売されているので、必ず装着するようにしましょう。
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にゃー にゃー

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