2019年9月3日 更新

もうすぐ映画が公開!世代を超えて感動できる『ルドルフとイッパイアッテナ』の魅力

8月6日に公開される、たくましく生きる猫たちが主役の映画『ルドルフとイッパイアッテナ』。その原作童話を子供に読み聞かせした様子を交えつつ、作品の魅力をご紹介します。

ローカルな楽しみ方

gettyimages (41622)

『ルドルフとイッパイアッテナ』は児童文学には珍しく「具体的な地名」が出てきます。

それはずばり「東京都江戸川区」と「岐阜県岐阜市」。私は結構「イッパイアッテナの町」の近くに住んでいるので、子供たちも知っている地名や川が出てきて喜んでいました。

自分のよく知っている町が物語の舞台になっているなんて、なかなかない経験だと思います。映画ではどう表現されているか、楽しみです。

『ルドルフとイッパイアッテナ』を読み聞かせてみて

ルドルフシリーズの対象読者は「小学校中級から」となっています。(ページ数は270ページ程。挿絵はたまにある感じです。)

これは「一人で読むなら」ということのようで、読み聞かせした場合、小学校1年生の次男も夢中になりました。(幼稚園年中の三男は、たいてい途中で寝ます。)

一日にだいたい一章を読み聞かせているのですが、長い章もあれば短い章もあり、長い章の時は読み手はぐったりするくらいの長さです。

ですが、たいてい長い章は物語全体のキーポイントになる重要な部分なので、「途中でやめていい?」のお願いはきいてもらえませんでした。

最初の導入部分の時は長男、次男とも「ふーん」という感じで、なんとなくきいていたのですが、途中から長男は物語の展開が気になって、先を自分で読み進むようになっていきました。

印象的だったのが、クライマックスで、ルドルフとイッパイアッテナの“お互いを思いやる気持ち”が感動的な場面があるのですが、そこを読んでいた時、普段気が強くてやかましい次男がポロッと涙を流したことでした。

それくらい、『ルドルフとイッパイアッテナ』は心に響く物語なんだと、親になって改めて読んで驚きました。

まとめ

子どもの頃夢中になった物語にこんな形で再会できるとは思っていなかった『ルドルフとイッパイアッテナ』。子供たちと改めて読むことで、たくさんの新しい発見もありました。

映画公開も待ち遠しいです。

子どもの頃読まれた方も、未読の方も、『ルドルフとイッパイアッテナ』、映画・原作ともにおすすめです♪

心動かされるポイントが色々あるので、読書感想文にも書きやすい本ではないかと思います。

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むっく むっく

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