2019年10月21日 更新

どうしても泣き止まない謎のギャン泣き、もしかしたら「低気圧」が原因かも!

なんだかいつもと違う、どうしても泣き止まない「謎のギャン泣き」…もしかしたらそれは、「低気圧」が原因かもしれません。

赤ちゃんを育てていると、なかなか思い通りにいかなくて困ってしまう事ってありますよね。

「やっと授乳や睡眠のサイクルが出来てきたかな。」と思っても、ある日突然、どうしても寝付かない、泣き止まない…そんな経験はありませんか?

なんだかいつもと違う、どうしても泣き止まない謎のギャン泣き…。もしかしたらそれは、「低気圧」が原因かもしれません。

大人も体調を崩す人が多い「低気圧」

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「雨が降ると頭痛がする」「天気が悪いと関節が痛む」といった症状を感じる人は少なくありません。これは気のせいでははく、「気象病」と呼ばれる症状です。

気象病とは、天気が原因で起きる体調不良のことを指し、めまい、耳鳴り、関節痛などの身体的なものから、鬱や不安症などの精神的なものまで、人によって様々な症状を引き起こします。

その中で最も多くの人が挙げる症状が「頭痛」です。気圧が変動すると自律神経のバランスに変化が生じ、脳血管の拡張を起こして頭痛へ繋がるとされています。

赤ちゃんも低気圧で頭痛になる?

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この気圧変動による頭痛症状は、赤ちゃんにも同様に起こると考えられています。それどころか、赤ちゃんの頭はまだ硬くなりきっていないため、脳血管の拡張による影響も大きく、大人よりも強い頭痛を感じている可能性があるという説もあります。小さな体で強い頭痛と戦っていると思うと、とても心苦しいですね。

また、頭痛に限らず「気象病」によってなんらかの不調を抱えていることが「謎のギャン泣き」に繋がっているかもしれません。なんとかして、少しでも赤ちゃんの苦しみを減らしてあげたいですね。

では、低気圧によって赤ちゃんがグズっている可能性がある場合は、どのように対処をすればよいのでしょうか。
いつものあやし方はNG

ひどく泣きながら、よく手を頭に持っていくなどの動作が見られるときは、頭痛を疑ってみましょう。

普段赤ちゃんをあやすときは、気を引くために赤ちゃんを揺すったり、体をトントン叩いたりすることが多いと思います。ですが、頭痛の際にこれは逆効果。大人だって、頭が痛いときに体に振動を与えられたら余計に痛くて「やめてくれー!」と思いますよね。それは赤ちゃんも同じです。

低気圧による頭痛が疑われる時は、なるべく赤ちゃんを揺すらないように抱いてあげましょう。赤ちゃんは、ママに抱いてもらうことで安心することができます。また、頭の痛みが和らぐように、頭を手などで包み込んであげることも効果的です。
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包み込むように抱いて赤ちゃんを安心させてあげる。腕の中に赤ちゃんのおしりを入れる、浮き輪抱っこがおすすめ。赤ちゃんの表情が良く見えます。
気を紛らわせる

大きな声で泣いていると、そのせいで更につらさが増加して、ギャン泣きの無限ループに陥ってしまうことがあります。そんな時は、音楽を聴かせるなどして気を紛らわせてあげましょう。

また、おむつを替えたり、服を脱がしてお風呂に入れたり、全身マッサージをしてあげるなど、とにかく一度別のところに意識を持って行ってあげることが重要です。一度泣き止んでリラックスすると、泣き疲れているので、そのまま眠ってくれる場合もあります。

この気を紛らわせる作戦は、気象病以外のグズリにも効果がありますので、是非試してみてください。

気圧変動を予測して、ギャン泣きに備えよう!

低気圧で頭痛になる人は多いので、わかりやすい気圧予報のアプリなどもあります。
これらを活用して気圧を予測し、夜に気圧が低下する日はママも多めにお昼寝をしておくなどの対策をして、気持ちにゆとりを持って低気圧に備えましょう!





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