妖怪は、昔から日本の文化や伝承に息づいてきた、不思議で魅力的な存在です。でも、妖怪は本当に存在するのでしょうか?いつの時代も子ども達をワクワク・ドキドキさせてきた妖怪の正体や秘密に迫る展示が、港区立みなと科学館で開催されます。
「科学で楽しむ妖怪展」では、妖怪やそのしわざとされてきた様々な事象について、科学的な視点から紹介します。
動物の化石や骨格から、恐竜や絶滅した生き物と妖怪の関係を探る
身近な生き物である昆虫から、妖怪の特徴や能力を比較する
火山や雷といった自然現象から、妖怪が引き起こすとされる現象を理解する
人間の脳や心の働きから、妖怪を見たり感じたりするメカニズムを考える
これらの展示を通して、来館者は科学的な観察や思考を楽しみながら、妖怪の不思議な世界に触れることができます。また、参加型のイベントも多数実施されており、自分で新しい妖怪を作ったり、妖怪クイズに挑戦したりすることもできます。
夏休みは港区立みなと科学館へ!「科学で楽しむ妖怪展」で、親子で妖怪マスターを目指しましょう♪
「科学で楽しむ妖怪展」では、妖怪やそのしわざとされてきた様々な事象について、科学的な視点から紹介します。
これらの展示を通して、来館者は科学的な観察や思考を楽しみながら、妖怪の不思議な世界に触れることができます。また、参加型のイベントも多数実施されており、自分で新しい妖怪を作ったり、妖怪クイズに挑戦したりすることもできます。
夏休みは港区立みなと科学館へ!「科学で楽しむ妖怪展」で、親子で妖怪マスターを目指しましょう♪
【展示構成】
■第一章【妖怪ってなんだろう?】
①妖怪ってなんだろう?~ふしぎをさがそう~
●左右5mにおよぶ絵巻物「百鬼夜行」を原寸大パネルで展示。多種多様な妖怪が行列をなしている様子を間近に見ていただけます。また、龍・河童・天狗・一つ目などの妖怪のパネルが、来館者をふしぎな妖怪の世界へと誘います。
※「百鬼夜行」とは、妖怪たちが行列をする「百鬼夜行」(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)のさまを描いたとされる絵巻物の総称。
●左右5mにおよぶ絵巻物「百鬼夜行」を原寸大パネルで展示。多種多様な妖怪が行列をなしている様子を間近に見ていただけます。また、龍・河童・天狗・一つ目などの妖怪のパネルが、来館者をふしぎな妖怪の世界へと誘います。
※「百鬼夜行」とは、妖怪たちが行列をする「百鬼夜行」(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)のさまを描いたとされる絵巻物の総称。
② 妖怪を科学で解明した妖怪博士って?
●「ふしぎな現象(妖怪)をそのままにするのではなく、自分で考え、行動することが大切である。」東洋大学創立者で哲学者である井上円了(1858年~1919年)は「妖怪学」を通して、西洋の学問である科学や 哲学を人々に分かりやすく伝え、「妖怪博士」として親しまれました。
「こっくりさん」という謎の存在に挑み、これを科学的思考で解明した事でも知られています。
ここでは、ふしぎな現象(妖怪)に科学との接点があることに気づいていただく為に、井上円了の著書「妖怪学講義」(出版1894年)や愛用品等も展示いたします。
●「ふしぎな現象(妖怪)をそのままにするのではなく、自分で考え、行動することが大切である。」東洋大学創立者で哲学者である井上円了(1858年~1919年)は「妖怪学」を通して、西洋の学問である科学や 哲学を人々に分かりやすく伝え、「妖怪博士」として親しまれました。
「こっくりさん」という謎の存在に挑み、これを科学的思考で解明した事でも知られています。
ここでは、ふしぎな現象(妖怪)に科学との接点があることに気づいていただく為に、井上円了の著書「妖怪学講義」(出版1894年)や愛用品等も展示いたします。
■第二章【科学の視点で妖怪を考えよう】
①動物や化石の骨格と妖怪
●日本の妖怪である龍や天狗、一つ目、そして海外の妖怪であるグリフォン等には、そのモデルになった実在の生きものがいるとの説があります。
ここではそんな妖怪のモデルになった動物や化石の骨格を様々な角度から観察することで、どのような特徴が妖怪のイメージにつながったのか、古生物学の視点で考察します。
※大迫力!全長約7メートル、圧倒される巨大な展示物です。
●日本の妖怪である龍や天狗、一つ目、そして海外の妖怪であるグリフォン等には、そのモデルになった実在の生きものがいるとの説があります。
ここではそんな妖怪のモデルになった動物や化石の骨格を様々な角度から観察することで、どのような特徴が妖怪のイメージにつながったのか、古生物学の視点で考察します。
※大迫力!全長約7メートル、圧倒される巨大な展示物です。
②自然の観察と妖怪
●妖怪の中には顕微鏡を使った観察によるスケッチが元になったといわれる「虫の妖怪」もあります。顕微鏡は 江戸時代に日本に伝わったとされていますが、当時の木製顕微鏡(複製)を展示いたします。
③自然現象と妖怪
●火山の噴火や洪水、雷、蜃気楼などの自然現象がもとになった妖怪の一例を取り上げ、実験装置や映像を活用して紹介します。人知を超える自然現象や災害から人々がどんな妖怪をイメージし、どのように向き合ってきたのかを考えるきっかけとする展示です。
④脳や心のはたらきと妖怪
●心霊現象や怪奇現象を脳や心の働きといった科学の視点で探究するコーナーでは、誠文堂新光社の月刊誌『子供の科学』で連載中の「ミステリーキャッチャーズ」とコラボレーション。人気漫画で紹介された内容を体験できる展示もあります。
●妖怪の中には顕微鏡を使った観察によるスケッチが元になったといわれる「虫の妖怪」もあります。顕微鏡は 江戸時代に日本に伝わったとされていますが、当時の木製顕微鏡(複製)を展示いたします。
③自然現象と妖怪
●火山の噴火や洪水、雷、蜃気楼などの自然現象がもとになった妖怪の一例を取り上げ、実験装置や映像を活用して紹介します。人知を超える自然現象や災害から人々がどんな妖怪をイメージし、どのように向き合ってきたのかを考えるきっかけとする展示です。
④脳や心のはたらきと妖怪
●心霊現象や怪奇現象を脳や心の働きといった科学の視点で探究するコーナーでは、誠文堂新光社の月刊誌『子供の科学』で連載中の「ミステリーキャッチャーズ」とコラボレーション。人気漫画で紹介された内容を体験できる展示もあります。
※『子供の科学』の連載ミステリーキャッチャーズは、超常現象をカガクで解く!新感覚の謎解き漫画。
(2022年8月号より連載開始)
(2022年8月号より連載開始)
■第三章【身近なふしぎを探究して、あなたも妖怪博士!】
①あなたのまわりの妖怪●妖怪はあなたの身近な地域にも潜んでいるかもしれません。麻布七不思議、のっぺらぼう、化け猫など港区にも実は妖怪や妖怪にまつわる伝承があります。
それらを地図に表した「みなと妖怪マップ」を展示します。また、来館者からの身近な地域の妖怪に まつわる情報や目撃情報を募集して展示する「妖怪目撃情報コーナー」を設置いたします。
②あなたも妖怪?
●大型のトリックアートパネルを展示して、まるで妖怪の世界に飛び込んだような体験を通じて、妖怪に親しんでいただきます。写真撮影もできる体験型の展示をいたします。