絵本で楽しみながら覚えよう～「あいうえお」・「かず」・「とけい」～

小学校までにひらがなを読み書きできて、数も数えられないと…そう考えるとプレッシャーに感じます。

そんな時、絵本を活用してみるのもおすすめです。絵本の中には、お話に夢中になっているうちに、自然と字や数、時計、理科や社会の知識に触れられるものも多いです。

三男はまだまだ教えている真っ最中ですが、我が家の子供たちから評判のよかった本をご紹介します。

しりとりしましょ！

さいとうしのぶ/作

しりとりしましょ　はじめは「あ」！
たべものだけのしりとりで、さいごの「ぽ」まで
いけるかな。
ことばのさいごに「ん」がついたら、しりとりばんけんが
たいほしにくるから、ごようじん…

via www.amazon.co.jp

さいとうしのぶさんによる「たべものあいうえお」の第２弾です。

「しりとりしましょ」にはルールがあって、語尾に「ん」がついてしまうと、「しりとり番犬」が逮捕しに来ます。「ん」がついた時に「ワンワン、「ん」がついたワン、逮捕だワン！」なんていいながら子供にとびかかるフリをすると、すごく盛り上がりました。

複数回登場する食べ物もいるのですが、色々設定があるようでじっくり読むと面白い絵本です。

少しお値段はお高めですが、我が家は三兄弟みんなが気に入って,ボロボロになるまで読んでいるので買ってよかったです。

第一弾の『あっちゃんあがつく』も面白いですよ。

『しりとりしましょ！』のあそびかた

逮捕の瞬間！？

デコレーションケーキさんは、チョコレートプレートに書いてある文字が変わります！

Amazon公式サイトへ

ムーフと９９ひきのあかちゃん

のぶみ／さく

「せかいいちおいしいたべもの」ムーフをさがす、むかしせかいいちのりょうりにんだったぶたまんじゅう。
じつはぶたまんじゅうのいえのすぐしたに、ムーフとおくさんのムーフィーがすんでいたのです。

ムーフィーはいままさに、たまごをうもうとしているところで…。

via www.amazon.co.jp

のぶみさんによる『ムーフと９９ひきのあかちゃん』。ムーフ達がぶたまんじゅうに捕まってしまうくだりが少し怖いと感じるお子さんがいるかもしれませんが、迷路も挿入されていたりするので、うちの子達は喜んで読んでいました。

数を覚えるためにおすすめしたいのは、ムーフとムーフィーの卵を数えるページ。卵には番号がふられているのですが、少しランダムな配列になっている箇所があり、「ない～！」と言いながら親子で探すのも楽しいです。

あそびの要素も強い絵本ですが、このお話は、ムーフが「親」になる過程を描いた物語でもあります。子供のお世話が大変で「うわ～、どうしよう！どうしよう！」とあたふたしてしまったことが私もあるので、ムーフの気持ちがわかります。

読むときは、悪役のぶたまんじゅうをノリノリで演じると、子どもが喜んでくれましたよ。