2024年2月7日 更新

子連れ旅行なら『オールインクルーシブ』がおススメ!イタリア現地体験談

「オールインクルーシブ」というサービスを知っていますか?ホテルでの滞在プランの一種で、イタリアではよく聞くこのプラン。現地在住の筆者が、実際に体験したメリット・デメリットをご紹介します。

オールインクルーシブとは?

日本ではあまり聞きなれない「オールインクルーシブ」という言葉。海外のリゾートホテルの広告などでよく目にしますが、日本語に直訳すると「すべてを含む」という意味です。

通常、ホテル滞在中にホテル内のレストランやバー、プール、ジムなどの施設を利用すると、宿泊費とは別に料金が発生します。この「オールインクルーシブ」の滞在プランには、滞在中のホテル内での食事代や施設利用料が、宿泊費の中にすべて含まれています。

メリット・デメリットは?

イタリアでは「オールインクルーシブ」の滞在プランは一般的で、特に子ども連れの家族に大人気です。
筆者自身も、3人の乳幼児を連れて、ビーチから徒歩30秒のホテルで実際に利用したことがあります。その時に感じたメリットとデメリットを挙げてみました。

メリット

☑ 3食付きなので、滞在中の食事の心配をしなくてよい
☑ プールやプレイルームなど、ホテル内の施設を自由に利用できる
☑ 宿泊費に食事代・施設利用料がすべてが含まれているので、余計な出費を抑えられる

デメリット

☑ 3食ともホテル内のレストランなので、長期滞在だと飽きてしまう
☑ ホテル内の施設を利用しないと損した気分になる
☑ アルコールや特定のアクティビティは別料金のこともある

ママもリラックスできる

メリットとデメリットを簡単に紹介しましたが、それぞれのポイントを見てみましょう。

まず、メリットとして強調したいのが、食事の心配をする必要がないこと。
小さな子供を連れての旅行の場合、意外と大変なのが、子連れでも気にせずに食事できる場所を見つけ出すことです。

当時わが家の子供たちは、5歳、2歳、0歳とそれぞれとても手がかかる頃でした。
そんな3人を連れて毎食レストランで食事なんて…リラックスするための旅行のはずが、それどころではありません!

筆者が「オールインクルーシブ」を選んだ理由は、何よりもホテル内で3食を済ませられる便利さでした。

また、自由に利用できるホテル内のプレイルームは、雨の日でも安心。中には専属のベビーシッターを雇っているホテルもあり、ママのリラックスタイムをサポートしてくれます。

そして、滞在中の宿泊費・食事代・施設利用料がすべて含まれているので、チェックアウトでの想定外の出費にドキッとすることもありません。

日々の忙しさを忘れて、ママもリラックスできるのが嬉しいですね。

長期滞在や外食派には不向き

次に、デメリットとして注意しておきたい点をお伝えします。

「オールインクルーシブ」のプランで滞在するなら、短期間をおすすめします。なぜかというと、単に飽きてしまうからです。食事を始め、プールやプレイルームなどの利用はすべてホテル内で完結します。そのため、長期の滞在の場合、同じことの繰り返しになりやすく、飽きてしまうかもしれません。

また、旅行中は外食したい、館内施設は利用しない、別料金のアクティビティを楽しみたいという人には、便利さ・お得さを感じにくいでしょう。

筆者の場合、1週間の滞在で利用し、その快適さを満喫しましたが、それ以上の長期滞在には不向きだと感じました。
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この記事のライター

Hiromi Hiromi

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