2019年8月30日 更新

秋の不調のキーワード“寒暖差アレルギー”って何?特徴と対処法

季節の変わり目はさまざまな不調が起こりやすいですが、あまり聞きなれない“寒暖差アレルギー”という不調が注目されているようです!

「風邪じゃないなら…」見てみぬふりはNG!

thinkstock (120910)

風邪や花粉症と違う、とわかるとホッとする場合も多いかと思います。しかし、放っておくのはおすすめではありません。体のどこかに変化(サイン)が出る、ということは、現状が好ましい状態ではないからです。免疫が弱ると他の症状も出やすくなってしまうかもしれません…。

この時期の寒暖差アレルギーは鼻の症状が目立ちますが、冬~春の症状では頭痛・食欲不振・情緒が不安定になる等の症状も目立つようです。もちろん、基本的な“季節の変わり目の自律神経の乱れ”であることは同じですので、早めに目を向けてあげる必要がありますね。

起こりやすい人はどんな人?

thinkstock (120911)

季節の変わり目に寒暖差アレルギーの症状が出やすい人は、普段から運動をする習慣が少ない・筋肉量が少ない成人女性のようです。

日々の家事や育児が忙しく、動いてはいるものの「積極的に運動をする機会が無い」というママは多いでしょう。季節の変わり目は自律神経が乱れやすくさまざまな不調が起こりやすいですが、鼻の症状は(他が元気でも)呼吸もしづらく全身倦怠感等にもつながりやすいので、気分転換も兼ねてストレッチやウォーキング等を取り入れてみても良いかもしれませんね。
また、子どもや男性でも起こりうることは十分ありますので、家族がこのような症状に悩んでいた場合にも、次の対策を考えてみてあげてくださいね。

対策は、寒暖差を無くす・食生活改善・乳酸菌もカギ!

thinkstock (120915)

寒暖差アレルギーの対策で、まず一番手早くできることは、“寒暖差を減らすこと”です。

具体的には、
・冷房や換気等でこまめに気温を意識する
・急に寒くなる可能性も考え、外出時には羽織ものを持参する
等をし、体温(体の置かれる環境)の大きな変化を防ぎます。


そして、食生活の改善も大切です。一朝一夕に効果の出るものではありませんが、寒暖差アレルギーに関わらず、健康のためには「つまづいたら食を見直す」は鉄則です!以前別記事にて「免疫アップ食材」を紹介させていただきましたので、そちらも参考にしてみてください。タイトルは異なりますが、食の見直しが原点であることは同じです♪
そして、食生活にもつながりますが、この寒暖差アレルギー緩和において、積極的に摂取したいものがあります。それは、“乳酸菌”です!

食はもちろん、サプリメント等でも無理のない方法で乳酸菌を摂取してみてください。「鼻に乳酸菌?」と一見繋がりが見えにくいですが、乳酸菌の摂取で腸内環境改善が見込まれます。腸が整うと、粘膜強化や体全体の免疫力がアップするようです!

ヨーグルト等が大好きなお子さんも多いですし、体力アップ(腸改善)のためにも家族みんなで意識してみてくださいね!

ママ自身の健康も大切に…♡

gettyimages (120916)

このように聞きなれない症状名のものも含め、なにかと不調が出やすく健康管理も大変な季節の変わり目。家族の健康を考えご自身のことはつい後回しになってしまわれることも多いかと思いますが、やはりママがつらそうに鼻をすすっていると、ご自身も家族みんなも心配だしつらいですよね。

私自身も決して昔から知っていたわけではありませんが、情報を見ていると知らない病名や発見に驚くことも多いです。「こんなのもあるんだ…」から、気をつけられたり対策できることもあるかと思います!つらい時には早めの受診も含め、ママの皆様はご自身の健康も大切に、秋の気候やおいしいものを楽しんでくださいね♡
32 件

この記事のライター

piyoco piyoco

この記事のキーワード

元気ママが気に入ったら
「いいね!」をしよう♡

カテゴリー一覧