2021年5月11日 更新

“コロナ引越し”傾向は今年も続く!?安⼼&節約の引越しポイント徹底解説!

企業でのテレワーク導⼊による働き⽅の変化を受けて、都市部を中⼼に増加中の“コロナ引越し”と呼ばれる動き。「コロナ禍の引越しの際に注意したい安⼼」と「節約のためのポイント」をいくつかの観点から解説します。

2020年は新型コロナウイルス感染症の流⾏を受け、企業でのテレワーク導⼊が⼤きく加速しました。こうした働き⽅の変化を受けて、“コロナ引越し”と呼ばれる動きが都市部を中⼼に⽣まれました。

クロス・マーケティング社の調査によれば、2020年1⽉〜2021年3⽉に引越した⼈のうち「コロナの影響あり」と回答した⼈が全体の約半数(49%)。従来、主な引越し理由だった「結婚」「⼊学・進学」「就職」を理由とする引越しの割合が⼤きく減少する⼀⽅で、「今よりよい物件を⾒つけた」という理由での引越しが19%を占め、第1位となりました。
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⾃宅でテレワークのスペースを確保するため、部屋数の多い家に引越したり、通勤回数が⼤幅に減少したことから都市部を離れ地価の安い郊外に移住したりといった、いわゆる“コロナ引越し”がこうした数字に反映されていることが考えられます。こうした流れを受けて、この記事では「コロナ禍の引越しの際に注意したい安⼼」「節約のためのポイント」をいくつかの観点から解説します。

ポイント①5⽉以降が引越しの好機

まず、注意したいのが引越しの時期。国⼟交通省は2021年1⽉に“引越し時期の分散”を呼びかける報道資料を発表しました。例年3⽉から4⽉には⼈事異動や⼊学・就職等に伴う引越しが集中し、3⽉は通常⽉の2倍に達する傾向となっています。トラック運送事業者の⼈⼿不⾜が深刻化する中で、引越ししたくても事業者の予約が取れない“引越し難⺠”の存在がここ数年問題となってきました。
国⼟交通省2021年1⽉「引越時期の分散に向けたお願い」 (265876)

こうした状況を受けて、国⼟交通省が呼びかけているのが2⽉以前や5⽉以降の「分散引越し」への協⼒です。同⽂書内では、実際にこの繁忙期をずらして引越しをした⼈からの『3⽉末の⼟⽇の引越しと⽐べて、引越し代⾦が安くなった』 『会社の従業員の引越しに係るコストを抑えることができた』といった声も紹介されています。引越しの時期をずらすことで安⼼して予約ができることに加えて、節約⾯でのメリットも⼤きいようです。

ポイント②物件探しはオンラインを活⽤

続いて覚えておきたいのが、物件探しのポイント。前述のクロス・マーケティング社の調査によれば、コロナ禍での物件探しで 「不動産会社の店舗に⾏く」と回答した⼈は、コロナ流⾏前の調査と⽐べて⼤きく減少し45%に。代わって⼤きく上昇したのが「物件検索のWebサイトを⾒る」で49%と最も多い物件探しの⽅法となりました。
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そのほかにも、新型コロナウイルス感染症の流⾏以降、移動や対⾯を伴う「内⾒」のリスクを減らすために、不動産会社ではさまざまなサービスが導⼊されつつあります。

写真だけではなく動画で室内を確認できるようにしたり、VRやオンライン中継での内⾒サービスなど、オンラインを使って物件探しをすることで、感染のリスクを最⼩限に抑えつつ、移動にかかわる費⽤や時間を節約しながら多くの物件の⽐較検討ができるようになっています。

ポイント③引越し事業者の安⼼な選び⽅は?

引越し事業者を利⽤する場合は、どうしても家族以外の⼈との接触が発⽣するもの。安⼼な引越し事業者の選び⽅とはどんなものでしょうか?
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通常、引越し事業者を選ぶ時には複数の事業者に⾒積りを依頼するケースが多いと思います。コロナ禍以前は「訪問⾒積り」という形で、実際に事業者の担当者に⾃宅に訪問してもらい、荷物の量や⼤きさを⾒た上で⾒積りをしてもらうことが⼀般的でした。

ただ、感染防⽌の観点からは、少しでも外部の⼈との接触を減らすことが重要です。コロナ禍では 「ZOOM」や「LINE」といったオンラインのコミュニケーションツールを利⽤して、動画や写真での⾒積りに対応する事業者が多くなっています。 引越し事業者の⼀括⾒積りサイト等で必要な情報を⼊⼒した上でオンラインで簡易⾒積りを⽐較、その上でより詳細な⾒積りを依頼する際にもこうした「⾮対⾯⾒積り」を利⽤すれば、⼈との接触を減らすことができます。

安⼼できる事業者かどうか、⾮対⾯のやりとりだけでは不安な場合、全⽇本トラック協会が創設した「引越事業者優良認定制度」で、安全・安⼼な引越しサービスを提供すると認められた引越し事業者に付与される「引越安⼼マーク」の有無を確認するというのも⼀つの⼿段かもしれません。 ※参考:引越安⼼マークについて
https://jta.or.jp/member/hikkoshi_member/hikkoshi_anshin.html
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