2020年11月25日 更新

11月26日は「いい風呂の日」意外と知らない!間違いだらけの入浴法とは

11月に入りグッと肌寒くなり、湯船に浸かりたい人も増えているのでは?入浴の健康効果や正しい入浴法などについて、温泉療法専門医である早坂信哉先生に話を聞きました。

11月26日(木)は「いい風呂の日」。いい風呂の日とは「1126=イイフロ(いい風呂)」とし、日本浴用剤工業会が日本記念日協会により正式に登録、認定された記念日です。

11月に入りグッと肌寒くなり、湯船に浸かりたい人も増えているのでは?入浴の健康効果や正しい入浴法などについて、温泉療法専門医である早坂信哉先生に話を聞きました。
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入浴するといいことがいっぱい!7割以上の女性が悩む「冷え性改善」も

リンナイが2019年10月に実施した「冷え性と入浴に関する意識調査」によると、男性の40.6%、女性の72.0%が冷え性だと回答。7割以上の女性が冷え性に悩んでいることが明らかになりました。
リンナイ「冷え性と入浴に関する意識調査」(2019) (248127)

これからの寒い冬、冷え性に悩んでいる人には入浴がおすすめです。入浴によって体が温まる効果を「温熱作用」と言いますが、 この温熱作用によって血管が拡張し血流が改善します。入浴すると肌が赤くなるのは皮膚の血管が拡張したためです。

また、「静水圧作用」という作用もあり、特に下半身が水圧で締めつけられて下半身に溜まった血液が心臓に押し戻され、「温熱作用」と同様、血液の流れがよくなります。血流が改善すれば冷え性も解消し、免疫細胞が全身をよく巡るようになるため免疫力もアップすると言えます。
これからの寒い冬、冷え性に悩んでいる人には入浴がおすすめです。入浴によって体が温まる効果を「温熱作用」と言いますが、 この温熱作用によって血管が拡張し血流が改善します。入浴すると肌が赤くなるのは皮膚の血管が拡張したためです。

また、「静水圧作用」という作用もあり、特に下半身が水圧で締めつけられて下半身に溜まった血液が心臓に押し戻され、「温熱作用」と同様、血液の流れがよくなります。血流が改善すれば冷え性も解消し、免疫細胞が全身をよく巡るようになるため免疫力もアップすると言えます。

おすすめは「40℃で10分、全身浴」>

おすすめは40℃で10分から15分、全身浴です。血流が3~5倍程度改善すると言われています。体温より高い温度(最低で38℃)でないと温熱効果が得られないことと、42℃以上になると交感神経が刺激されて余計に体が疲れてしまうためです。

早坂先生がおすすめする「正しい入浴法」とは

《入浴前・後、入浴中にも》ミネラル入りむぎ茶の点滴飲み。
1回の入浴で500ml程度の汗をかくため、脱水症状や浴室熱中症を防ぐためには水分とミネラルを補給することが重要です。ミネラル入りむぎ茶は水分とミネラルを手軽に補給できるうえ、血液サラサラ効果や血圧低下作用など、健康効果も報告されていますので、浴室熱中症や血栓対策飲料としておすすめです。
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《入浴中①》40℃のお湯に5分程度、しっかり肩まで浸かる。

《入浴中②》体や髪の毛を洗って、再度5分程度お湯に浸かる。

《入浴後》体をふいて10分以内に保湿する。

入浴後は急激に皮膚の水分量が減るので、10分以内に保湿をすることを推奨します。また、失った水分・ミネラルを補給するため、ミネラル入りむぎ茶などを飲みましょう。

意外と知らない!その入り方では意味がない!間違いだらけの入浴法

「入浴後のみ水分を取ればいい」は間違い!

入浴前に水分をとらず、“かくれ脱水”状態のままお風呂に浸かると「浴室熱中症」を引き起こすリスクがあります。体内の水分が不足しているため血液がドロドロになり、入浴で上昇した体内の熱を放出できないためです。

おすすめは入浴前・入浴中・入浴後も少しずつ飲み続けること(=点滴飲み)。飲み物としては、血液サラサラ効果がありノンカロリー・ノンカフェインの”ミネラル入りむぎ茶”がおすすめです。
「42℃を超えるお湯」は危険!

42℃を超えるお湯に浸かると交感神経の働きが活発になり、興奮状態となることで血圧が上昇します。また、血液の粘度が上がるため、血栓ができやすくなるなどヒートショックを起こしてしまう危険性も。40℃程度のぬるめの温度は副交感神経が刺激され、血圧が下がり、心身ともにリラックスさせる効果があります。
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この記事のライター

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