2019年7月28日 更新

わが子への想いを「手紙」にして伝えよう。第18回「母から子への手紙コンテスト」作品募集中!

お子さんへの想いを活字にして、親子の絆を見つめなおしてみませんか?今年で18回目の開催「母から子への手紙コンテスト」をご紹介します。

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猪苗代町絆づくり実行委員会が企画・実施している「母から子への手紙コンテスト」。
今年も応募作品を全国から募集しています。

猪苗代町は世界的な医学者・野口英世の生まれた地。
コンテストでは、息子を案じ、母・シカが英雄に宛てて書いた、たどたどしくも愛に溢れていた手紙をモチーフに、わが子への想いをみつめなおしてもらいたいと企画されました。

応募資格は“お母さん”であること!
また一次審査の審査員は猪苗代町のお母さんたちです。

専用応募用紙は全国の郵便局、公共施設、観光施設や店舗などに配置されています。
専用応募用紙は請求も可能です。

募集要項

【募集期間】
令和元年7月1日(月)~ 9月30日(月)〈当日消印有効〉

【応募資格】
お母さんに限ります。

【文字数】
400字以内

【賞】
大賞(賞金10万円/1編)
準大賞(賞金5万円/1編)
特別賞 日本郵便賞(賞金1万円と記念品/1編)
優秀賞 (賞金1万円/7編)
佳作(賞金5千円/30~40編)
●専用応募用紙に作品をお書きになり、1作品ずつ切っ手を貼ってご郵送ください。(メール、ファックス、持参での応募できません)
●原稿用紙や便箋などでもご応募いただけます。(1作品ずつ封書でご郵送ください)
●ひとり何通でもご応募できますが、入賞はその中の最上位1編とします。
●住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号・職業を明記ください。
●ペンネーム・代筆での応募はできません。
●応募者ご本人が書いた未発表の作品に限ります。
●作品は返却しません。
●作品についての一切の権利は、猪苗代町絆づくり委員会が有します。
●入賞作品は、内容と氏名、年齢、職業、住所の一部(市区町村名まで)が本や新聞、テレビ、ホームページなどで発表される場合があります。
●報道機関から直接連絡が行く場合もあります。
●11月上旬、入賞者への連絡をもって発表に代えさせていただきます。
あわせて、ホームページ等にて発表いたします。入賞者以外への連絡はいたしません。
●応募用紙の追加ご請求、作品集のご注文は、実行委員会へお気軽にどうぞ。
●応募者の皆様には、翌年、このコンテストのお知らせ等を郵便で送付させていただきます。


【一次選考委員】
猪苗代町お母さん委員及び町内のお母さん

【最終選考委員】
玄侑宗久(小説家・僧侶)
大石邦子(エッセイスト)
末 利光(講談師・元アナウンサー)
一次選考委員お母さん代表

【応募・お問い合わせ】
猪苗代町絆づくり実行委員会
〒969-3123 福島県耶麻郡猪苗代町字鶴田141-1 猪苗代町体験交流館内
TEL 0242-72-0180
猪苗代町体験交流館ホームページ                      https://www.town.inawashiro.fukushima.jp/taiken/

野口英世の母「野口シカ」って?

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黄熱病等の研究に尽力した細菌学者、医学者・野口英世。ノーベル賞の候補にも挙がった日本の偉人の一人です。

幼い頃は清作(せいさく)という名で、1歳の頃に囲炉裏に落ちてしまい左手が不自由になります。育った村には医者がいないため、適切な治療を受けられずにいました。

しかし、恩師や同級生たちの計らいにより集まった募金で、手術を受けることができ、この時の経験から医者を目指すようになります。

現在発行されている千円札の顔の人なので、皆さんも馴染みがあるかと思います。

そんな野口英世のお母さん「野口シカ」について、少しご紹介いたします。
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両親が不仲で母が家を出てしまい、幼い頃からは祖母と過ごしていたシカ。
祖父、父は奉公に出ており、シカ自身も5歳の頃から子守りの手伝いを始めるようになります。

また、家計を支える為に、7歳から子守り奉公、14歳から奉公に出てその奉公先の紹介で小桧山佐代助と出会い結婚しました。そして死産を乗り越え二男一女に恵まれます。

野口家の一人娘だった事から、英世(清作)の誕生は大変喜ばれました。
しかし、英世が一歳の時に囲炉裏から落ちてしまい、左手に大けがを負います。

不注意から息子の手を不自由にしてしまった無念さから、
農作業をすることが困難である息子に学問を身を立たせる事を決意しました。
 

第2の人生へ

貧しい暮らしの中でも、子どもたちに愛情を注ぎ必死に働くシカ。
子どもたちが成長すると、農業のほかに45歳から産婆の仕事も始めます。

その後、産婆の仕事も免許が必要となり、国家資格を取得を目指しました。
幼い頃から満足に教育を受けられなかったシカでしたが、
一から読み書きを覚えて見事国家試験に合格。2000人近い子を取り上げました。

わが子の成長を見守り、自身も困難に立ち向かい、子育てが落ち着くと第2の人生も歩む。
シカは時代を力強く生きた女性でした。

大正7年に世界的に流行したスペイン風邪(インフルエンザ)に罹り、65歳で亡くなりました。

シカの手紙

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1912年(明治45年/大正元年)にシカが、渡米中だった英世に宛てて書いた手紙が1通、現存しています。読み書きを覚えた母が苦労して書いたたどたどしい手紙でした。

息子に「会いたい」という想いを綴った手紙は英世の心を動かしました。
英世は母が字を書けるとは知らなかったそうです。

帰国後、英世は母・シカを連れ親孝行の旅行に連れて行ったと言われています。
公益財団法人 野口英世記念会 (198512)

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レオママ レオママ

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