赤ちゃんは消化器官が未熟で、筋肉量が少ないため便を押し出す力が弱く、便秘になってしまうことがあります。
赤ちゃんの便秘は、
◯母乳やミルクの飲みが悪い
◯母乳やミルクを吐き戻す
◯苦しそうに唸る
◯機嫌が悪い
など、ママが心配になる症状を引き起こしかねません。
我が子(生後2ヶ月)も、産まれたときから便秘に悩まされています。病院に連れて行くほどではないけれど、家庭で行える便秘対策について、筆者の体験談をまじえてご紹介します。
綿棒浣腸
赤ちゃん用の小さい綿棒を使って肛門を刺激して、うんちを出すという方法です。自然に便意をもよおす方法なので、クセにならない点が大きなメリットかと思います。生後2ヶ月の我が子にも効果的でした。
肛門を傷つけないように、綿棒の先にワセリンを塗ってから肛門に挿入し、ゆっくりと回すように刺激します。うんちがある時は、溜まっていたうんちが大量に出てくるので、新聞紙やオムツ替えシートをひいておくことをおすすめします。
慣れないうちは綿棒を挿入するのに抵抗がありましたが、我が子の場合は綿棒浣腸が一番効果的だったので、何日もうんちが出ないときの武器として行っています。
肛門を傷つけないように、綿棒の先にワセリンを塗ってから肛門に挿入し、ゆっくりと回すように刺激します。うんちがある時は、溜まっていたうんちが大量に出てくるので、新聞紙やオムツ替えシートをひいておくことをおすすめします。
慣れないうちは綿棒を挿入するのに抵抗がありましたが、我が子の場合は綿棒浣腸が一番効果的だったので、何日もうんちが出ないときの武器として行っています。
マルツエキス
マルツエキスは、国内ベビーフードブランドの「和光堂」から販売されており、おばあちゃん・おじいちゃんの世代からも使われている、歴史のある商品です。
マルツエキスの主な成分は、「麦芽糖」(60%以上含まれる)です。麦芽糖は、腸内で発酵することで腸の動きを活発にし、便秘解消に役立つのだそう。その作用は穏やかで、副作用も少ないため、赤ちゃんにも安心して使えるのが良い点かと思います。茶色の水あめのような見た目で、ほのかに甘い味がします。
生後6ヶ月未満の赤ちゃんには、「1回に1/3~2/3包を授乳前に50~100mlのお湯またはミルクに加えて飲ませる」と書かれています。筆者の場合は、ミルク50mlに2/3包を溶かして使用しました。ミルクの見た目は少し茶色がかった色になりましたが、味はそこまで大きな変化がなく、我が子も違和感なくゴクゴクと飲んでくれました。
飲ませた当日にうんちが出ることはあまり無かったのですが、翌日などにうんちが出ることが何度かあり、やはり緩やかではありますが効果があるように感じました。
マルツエキスは、薬局のベビー用品売り場、あるいは便秘薬などが陳列されている売り場に陳列されていることが多いです。個包装なので、外出先にも持っていきやすい点も、おすすめのポイントです。
【第3類医薬品】和光堂 マルツエキス・スティック(9g×12包入)
¥1,139
赤ちゃんの便秘薬です。麦芽糖のゆるやかな発酵作用が腸の運動を活発にし、おだやかな排便を促します。水飴状で淡い甘さの飲みやすい薬です。