2019年7月11日 更新

心因性視力障害が急増?症状がほぼない視力低下に要注意!

大人でも知らない間にストレスをためこんでいることが多い現代社会。それは子供も同じです。最近増えている心因性視力障害についてご紹介します。

もし時間がたっても回復しなかったら?

心因性視力障害は回復までに1年前後かかると思ってください。数日で劇的に改善することはありません。
心因性視力障害で失明することはなく、症状が発見されてから1年以内に視力が改善するものがほとんどです。特に小学生では暗示療法が有効で、3ヵ月以内に70~80%の子どもが、視力1.0まで改善します。しかし中学生になると、心因が複雑なものが多くなり、治療が困難な場合もときにはあります。
心因性視力障害は回復しても再発することが稀にありますが、全体の7%前後とかなり低い確率になっています。

心因性視力障害は親子で乗り切れる!

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あまり聞きなれない「心因性視力障害」ですが、診断されても重篤に考える必要はありません。多感な年ごろの子供が何に悩んでいるか、ストレスを抱えているか考えたり聞いたりしてケアをしてあげましょう。

体は大人へと成長している時期ですが、心はまだ子供なこの時期。親に甘えたいという気持ちはまだまだ強いです。でももうこの歳だからと相談したいことや聞いてほしいことを内に秘めてしまう不安定さがあります。

両親も子供も前向きに眼科医の指導のもとで治療を進めていけば、ほとんどの人が回復しているので安心してください。
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苺うさぎ 苺うさぎ

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