2019年4月4日 更新

新元号発表!昭和ママ・平成ママの家事・育児実態に関する調査

平成ママは「背中」「足」「腰」がお疲れ気味!?「仕事で立ちっぱなし」も半数!働くママにおすすめは、エアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ EW-RA38」

最後に、こうした体の疲れを癒やす家族からの定番ギフト「肩たたき券」についてききました。すると、「子どもや配偶者からもらったことがある」と回答した昭和ママは 59%、平成ママは 14%となり、昭和ママが大きく上回る結果に。[グラフ5]

肩に負担がかかる「おんぶ」をしながら日常的に家事を行っていた昭和ママにとって、「肩たたき券」は家族からの気遣いの証だったと言えるかもしれません。しかし、もらってうれしい気持ちは昭和も平成も変わらないようで、「肩こりのつらさが実際に減るだけでなく、肩たたき券をくれるというその気持ちが本当にうれしい」(67歳:昭和ママ)、「そういう気持ちだけで元気になれる」(34歳:平成ママ)などの声も聞かれます。

昭和ママと比較し、「背中」「足」「腰」がお疲れ気味な平成ママには、「肩たたき券」に代わる新しいギフトを検討してもよいかもしれません。

【専門家インタビュー】料理、洗濯…昭和と平成、家事・育児の違いを振り返り

昭和ママと平成ママの家事・育児の違いについて、生活史研究家・阿古真理氏にお話を伺いました。
「昭和の家庭」イメージは1970年ごろに完成、揚げ物料理が多く昭和ママたちは掃除に苦労も

都会の主婦についてですと、家電や立ち流しのキッチンが昭和30年代以降にどんどん入ってきます。昭和40年代くらいになると大体のものが揃い、1975年ごろには主な家電の普及率が100%近くなります。そのあたりが、いわゆる「昭和の家庭」の姿が出来上がってきた時ですね。

生活の変化としては、特に料理の変化が挙げられます。昭和50年代の終わりくらいには、料理番組を通じて「一汁三菜」っていう言葉が広まりだし、料理がだんだん華やかになってくる。肉や魚も当たり前になり、卵も安くなって、朝ごはんには卵料理が定番になりました。

同時に洋食スタイルが憧れになり、コロッケやエビフライなどの揚げ物を作っていたのが昭和のお母さんたちです。油を使う調理が増えるので、台所が汚れるわけですよ。当時のキッチンの換気扇は、専用カバーもなく、それは掃除が大変なんです。当然システムキッチンではないので、凹凸が多くて。キッチンのお掃除には苦労されていたお母さんが多いと思いますね。
おんぶ紐が一般的だった昭和、手間のかかる家事をしながらおんぶをするお母さんも

お部屋の掃除に関しても苦労は同様です。家電では、掃除機の普及が一番遅いんです。それはなぜかというと、元々みなさんほうきで部屋の中を掃いたりとか、はたきで落としてそれを掃いたりとか、畳の上は茶殻をまいたりとかそういう掃除をしていたわけですよ。畳がある家が普通だったので、畳の掃除が必要だったんですね。

で、今のようにフロアもフラットではなく、でこぼこしているし、狭い家の中に色々なものを置いているので、掃除機をかけるとものをどかさないといけなくて、あまり必要性を感じていないお母さんもいたという理由からなんです。床を拭くと言ったら、ぞうきんを水で湿らせて、という時代です。昭和はまだ、家事の手を抜くのがいけないような価値観がありましたね。でも、その反面ママたちも楽しんで家事をしている時代です。

また、育児でいうと、少なくとも昭和50年代くらいまでは外出時には「おんぶ紐」という習慣が残っていました。家の中でも、子どもをおんぶしながら料理するお母さんもいたかもしれないですね。平成のはじめくらいに、私、子どもが台所に入ってこないようにする柵があってびっくりした記憶があります。ああやって、2~3歳の子が入れないようにしていたのが平成に入ってからかなと思います。
平成の家事・育児事情はどう変わった?「手抜き」の肯定、男性の参加も変化の一因に

平成になると家電や台所設備もどんどん進化します。まず、システムキッチンが 80年代くらいから普及していきます。冷蔵庫は大型化していきますね。今は冷蔵庫の表面を拭いただけで汚れが取れたりするじゃないですか。今はそういうものを通じて、お手入れが楽な家電・台所設備は増えていますね。そういう意味で、50~60年前とお手入れの手間を比較するとだいぶ楽になっています

あとは、平成、特に 2000年代になって割とお母さんの地位が変わってきたと思います。それまではお母さんが小さい子どもを連れて遠出することに対して、世の中のプレッシャーが強かった。でも、2000年くらいからベビーカーを押して電車に乗るっていうお母さんが増えてきて。お母さんが子どもを連れて遊びにいったり、遊び場に託児所を設けるような施設も出てきて、「お母さんだって遊んでいいよ」という空気になってきたと思います。それまではお母さんは遊んじゃダメという心理がありました。これも価値観の違いの問題です。

2010年代の半ばごろからだと思いますが、家事の省力化を訴える声が大きくなりはじめるまでは、まだ家事の手抜きに対する罪悪感が残っていた。でも今は、家事の手を抜くことは間違いじゃないという風にママたちが手抜きを自己肯定できるようになりました。あとは、パパたちの「イクメン」ブームも、今から10年くらい前に始まって、男の人も恥ずかしくなくなってきました。10年遅れて、パパが「育児が楽しい」と言っても大丈夫な雰囲気になってきた。そして、男性が育休をとるようになってきたのがここ最近です。

「きちんと家事をする」という意識の問題がバックグラウンドにありつつ、お手入れの手間の大変さがあるのが昭和ママで、そこから抜け出そうとして、徐々に家事の楽な家電がそろっていったのが平成ママだと思います。

平成の今は、お母さん自身の疲れにも肯定的な時代。共働きの方も多くて、座り仕事の場合は腰や肩に、立ち仕事の方は足に疲れも溜まるでしょうし、ママたちの疲れのたまった部位に合わせてケアが必要だと思います。
<阿古真理氏 プロフィール>
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作家・生活史研究家。1968年兵庫県生まれ。1991年神戸女学院大学を卒業。広告制作会社を 経て、1999年より東京に拠点を移し、フリーでジャーナリズムの分野で取材・執筆を中心に活動。食や暮らし・女性の生き方などの今と歴史、写真などをテーマに、書籍やコラム、エッセイなどを手掛ける。

主な著書に『パクチーとアジア飯』(中央公論新社)、『料理は女の義務ですか』・『小林カツ代と栗原はるみ』(共に新潮新書)、『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』(NHK 出版新書)、『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(ちくま文庫)、『「和食」って何?』(ちくまプリマー新書)、『ルポ「まる子世代」』(集英社新書)など。

働く平成ママに「肩たたき券」に代わるギフトを!エアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ(EW-RA38)」

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今回の調査で、昭和ママと比較し、働く平成ママたちが疲れを感じやすいパーツの一つであることが分かった「足」。パナソニックから発売中のエアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ(EW-RA38)」は、家ではもちろんオフィスや長時間の移動中、スポーツの後などでも手軽にマッサージがしたいというニーズに応え、単3形電池(充電池推奨※)対応に加え、従来の操作器やエアーホースを一体化したコンパクトなコードレス対応モデルです。

また忙しい時間の合間に手軽にリフレッシュできる「クイック5分」コースを搭載し“短時間でスッキリしたい”を叶えます。疲れた足をもみほぐす「コードレス レッグリフレ」、「肩たたき券」に代わるギフトとして検討してみてはいかがでしょうか。
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商品名:エアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ(EW-RA38)」
価格:オープン
発売日: 発売中

※ 充電式ニッケル水素電池(パナソニック製エネループスタンダードモデルまたは充電式エボルタ スタンダードモデル)推奨
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