2019年3月10日 更新

家族からのすすめで「免許返納」を決めたある夫婦を描いたロードムービー「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」公開 

家族の想い出の地を巡る夫婦へ「海ほたる」で家族からリアルなサプライズが!?“運転卒業式”をハッピーな家族イベントに。

初めてムービーを見た感想
すごく暖かい気持ちになって・・・感動しました。

ご自身のお父さんには何歳まで運転してほしいか
そういうこと、そろそろ考えなくちゃいけないのですよね。具体的に何歳というよりも、娘である私が見てあげなきゃいけないなと感じます。

お父さんの運転で心配していること
今のところはないのですが、もう60代に近づいているので運動機能も低下していくとは思います。本人は運転が好きで大丈夫だと思っているので周りが協力して(運転卒業を)勧めないといけないなとは思います。

お父さんの車で出かけた想い出について
祖母も一緒に弓ヶ浜に行ったり、桜の時期に富士山の近くに出かけたり。本当にドライブに良く行きました。

車好きなお父さんはすんなり免許を返納する?
父はすんなりとは返さないと思うので、“おめでとう!”で返納につなげてあげたいです。

サプライズや卒業旅行についてどう思うか
とても素敵だと思います。ドライブを振り返って気持ちの整理もつけながらの想い出づくりができそう。

出演した雨宮ファミリーからのコメント

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<雨宮旭さん>
家族から「免許返納」を勧められたときの気持ち
「正直心ではまだまだ…という思いはありましたが、高齢ドライバーの昨今の事故のニュースを聞くと自分の身に置き換えて考えさせられます。家族に心配かけたくないし、事故が起きてからでは遅いですしね。子どもたちが勧めてきたのも、きっとそういう情報(高齢ドライバーの事故)を見て…心配になるのでしょうね、言われた時は『いずれかは』という気持ちになりました。」

“運転卒業”ドライブやサプライズ「運転卒業式」について
「“運転卒業”ドライブのところどころで、昔の楽しかったこと、子供が小さかった頃のことを思い出しました。」「サプライズのお祝いはびっくりしました。こんなにも盛大にやってもらえて…うれしかったです。撮影中に全然気配を感じなかったので、本当にびっくりしました。家族でお祝いするのは、心の区切りになります。いい思い出になりました。」

<雨宮椿さん>
“運転卒業”ドライブやサプライズ「運転卒業式」について
「子どもが小さいときは毎日毎日が慌ただしく過ぎていきました。そんなことも思い出し懐かしい気持ちでドライブができました。最初は『運転卒業式』なんてオーバーだなと思いました。免許を返納して終わりで良いではないかと思っていたのですが、実際にこういう形で家族の思い出作りをすることは、とても素晴らしいことだと思いました。」

<雨宮秀仁さん、梨枝さん>
旭さんが「免許返納」されると決められたときに、かけられた言葉
秀仁さん:「運転卒業となったとしても、まだまだ楽しいことあるし、どこか行くなら自分が運転するよ!」
梨枝さん:「運転席ではなく、ほかの席に座っておしゃべりしたり、車窓の風景を楽しんだり。そういう時間を今度は楽しんでほしいな。」

「免許返納」をご家族でお祝いすることについて
「おそらく何もしなかったら、返納したあと、父が自分ひとりで思いをかみしめるだけかもしれません。でも、『運転卒業式』をすることで、家族なり仲間なりが、まだまだ運転できるっていう思いがありながらも(返納を)決心した父の思いを共有できる良い機会となったような気がします」

高速道路での逆走の現状。自分の家族にも起こりえることです

逆走事故は高速道路で発生した事故全体と比較すると、死亡事故となる割合が約40倍です。逆走は、命にかかわる危険行為といえます。
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② 全国の高速道路では、年間約200件の逆走が発生しています。
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③ 発生した逆走のうち、66%が65歳以上のドライバーによる逆走です。
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家族がかんたんに運転に必要な能力をチェックする方法をご紹介!

NEXCO東日本は、「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの一環として、高齢ドライバー(65歳以上男女104名)と65歳以上のドライバーを親に持つ子ども世代(30~50代男女312名)に対し、車の運転に関する意識調査※2 を実施しました。

その結果、高齢男性ドライバーの約8割が運転に「自信あり」との回答を得ました。さらに、約8割の子ども世代は「運転が危ない」と親に伝えている一方、8割弱の高齢ドライバーは「運転が危ない」と子どもから言われたことがないと回答しており、高齢ドライバーは、車の運転に自信がある方が多いからか、子どもが親の運転を心配していることが伝わっていないのかもしれないという結果となりました。

※2:NEXCO東日本が2月6日に発表(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000038550.html


高齢ドライバーとご家族が車の運転、逆走防止、また免許返納についてどのような話し合いをすればいいのでしょうか?

車の運転、逆走防止、また免許返納について、家族の話し合いについて、メモリークリニックお茶の水院長で筑波大学名誉教授の朝田 隆先生よりアドバイスをいただきました。

朝田先生は、高齢ドライバーが70歳になったら家族で話し合いをするべきだと言います。高齢ドライバーのプライドを傷つけるような話し方はせず、少人数でじっくりと時間をかけて、納得できる話し合いをもちましょう。また、突然、「運転が危ない!」と言い出すのではなく、車に同乗して実際に高齢ドライバーの運転をチェックすることからスタートすることをお勧めします。
①高齢ドライバーの運転する車に同乗し確認。「運転ここに注目リスト」の活用を!
運転ここに注目リスト」は、運転操作、車体や車幅などの感覚、刻々と変わる道路状況の変化の確認、注意力など運転能力を包括的にチェックできます。実際に高齢ドライバーが運転する車に同乗し、運転を確認しましょう。

「運転ここに注目リスト」https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
②お茶の間でも簡単に確認。「スマヌ法」「時計の絵描画テスト」「ひらがな仲間探しゲーム」
家族が集まったときなど、高齢ドライバーと家族が一緒にゲーム感覚で運転に必要な能力をチェックできる3つの方法(①「スマヌ法」、②「時計の絵描画テスト」、③「ひらがな仲間探しゲーム」)があります。高齢ドライバーの運転について、具体的に家族での話し合いを進めるきっかけとして、ご活用ください。

簡単にできる3つのチェック方法 https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
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