2019年8月29日 更新

【いま注目されている】労働者のモチベーション向上に繋がる「短時間正社員制度」の導入

働く人にとっても企業にとってもいいこと!「短時間正社員制度」ご存じでしたか?

どのような企業がこの制度を導入してるのでしょうか

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【医療・福祉】
制度を導入した背景や経緯は?

ある時、優秀な看護師が子育てを理由に仕事を続けることが難しいといった相談をしてきたことが直接のきっかけです。優秀な看護師が、どうすれば看護師を続けることができるのか、という視点で勤務体系を見直し、2006年から制度として活用できるようにしました。

子育てを機に看護師が離職を考える主要因は、「長時間勤務」「夜勤」にあることが聞き取り調査でわかってきました。そこで、勤務時間を短くする制度(短時間勤務制度)、夜勤が免除される制度、夜勤のみを専門に勤務する制度等を新たに導入することにしました。
【情報通信業】
制度を導入した背景や経緯は?

育児目的の短時間正社員制度については、全従業員の3割程度を女性が占めており、働きながら育児をしていきたいというニーズがもともと強かったことが背景にあり、直接的には法制度対応という観点も含めて制度を整備しました。

一方で、療養目的の短時間正社員制度については、産業医の先生と相談し、個別事情を勘案しながらリハビリ期間を設けることが良いとの判断をした結果、包括的な規定を整備しないこととなりました。
【製造業】
短時間正社員の賃金や評価はどのようにしていますか?

給与・賞与ともノーワーク・ノーペイが原則であり、労働時間が短縮された分は減額となります。能力評価の仕方は、短時間勤務を取得しても変わらないことになっています。能力評価に際しては、実力評価と成果評価の結果に基づき、昇給・昇格・賞与に反映されます。
また、育児短時間勤務取得者が、昇格した実績もあります。
どの企業においても離職率を大幅に抑えられたり、短時間制度を活用し、仕事と育児を両立しながら、昇格する従業員も増えてきたよう。課題を持ちながらも有効活用している企業がほとんどでした。また、短時間勤務者による効率的な時間の使い方が、フルタイム勤務者に働き方を見直してもらう機会としても役立っているようです。スゴイ!

育児で培う能力は社会に出て役立つことがいっぱい!

毎日の育児。育児は週休2日制ではありません。ママは子どもを常に観察し、何を要求しているのか、どうして欲しいのか考え行動します。必要なお世話も限られた時間でスムーズに進めていかなければならないのです。日々の繰り返しの中で、効率良く循環できるようにしていきます。

ホッと一息つけるタイミングを必死で作り、休憩をしたり、次にやらなければならないことをこなしていきます。

ワーキングママの場合。保育園に預けられる時間内にできることを効率よく進めてこうと努力をします。基本的には残業もできませんし、帰宅後に残った仕事をする時間はなかなか取れないものです。
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子育ては社会に出ても非常に役立つキャリアになります。ママたちは、1分1秒でも効率よく作業に入れることが、いかに重要なことか知っているのです。この時間内に納めたいという気持ちでいっぱいなのです。
また常にお客様がどのようなことを望んでいるのかキャッチしようとします。いつも赤ちゃんが何を要求してるのか観察し行動している賜物です。仕事の上でも相手の望む形を先に捉え、的を得た言動に繋がるのです。失敗してもじゃぁ今度はこうしてみようと常に改善していくのです。

なぜ、子育てがキャリアに繋がるのか?
それは、子どもたちに対する責任が一生だからです。

一生貢献したいという気持ち(モチベーション)を仕事に対して思えれば質の良い努力・功績も期待できますよね!

ママの笑顔が家族の笑顔♡子どもたちのすこやかな成長に繋がる!

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この記事のライター

moo-chan moo-chan

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