2019年8月30日 更新

ノロウイルス注意報!感染する前にできる対策3選

感染力が非常に高いことで有名な「ノロウイルス」。ノロウイルスに感染しないための方法と感染してしまった場合の対策をご紹介します。

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冬は、特に食事がおいしい季節ですよね。しかし、食品の中には恐ろしいウイルスを含んでいるものがあります。

感染力が非常に高いことで有名なノロウイルス。感染すると感染性腸炎を引き起こすため、下痢・嘔吐など非常につらい症状を経験された方も多いのではないでしょうか。ノロウイルスは風邪やインフルエンザと違い、特効薬がありません。

そこで今回は、そんなノロウイルスに感染しないための方法と感染してしまった場合の対策をご紹介します。

対策① 手洗いの徹底

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これは、ウイルス対策の基本中の基本です。手洗いは手指の隅々まで洗いましょう。

特に洗い残しの多い、爪の中や指と指の間、手首などもしっかり洗うのが良いとされています。手洗いの後には、消毒スプレーなどを使うのもいいですね。

ノロウイルスは人から人へと感染するケースが非常に多く、ウイルスが手についた状態で触れた箇所から他の人へ感染してしまいます。自分の身を守るためだけでなく、ご家族やご友人、会社の同僚をウイルスから守るためにも、まずは自分から手洗いを徹底しましょう。

対策② 食べ物にはしっかり熱を通す

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ノロウイルスは食品から直接検出することができません。そのため、ノロウイルスによる食中毒の事例中、7割近くが原因不明なんだそうです。

ノロウイルスは熱によって働きを失わせることができます。生食は控え、二枚貝などノロウイルスに汚染されている可能性のある素材は、中心部分までしっかり加熱してから食べましょう。

加熱の目安は85~90℃で90秒間以上が理想だそうです。

対策③ 身の回りの物をこまめに除菌・殺菌

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調理器具や食器、普段手にすることの多い、ドアノブ、手すり、椅子、テーブルなどは特によく除菌しましょう。

一般的な除菌には、次亜塩素酸ナトリウムか二酸化塩素の除菌スプレーの噴霧を。ドアノブなどの金属には、85℃以上の熱湯で1分以上熱湯消毒するのが効果的です。

感染してしまった場合の対処法

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もしも感染してしまい、急に嘔吐してしまった場合は、焦らず的確に行動することが大切です。

ノロウイルスは、汚染された食品や感染者の便、嘔吐物への接触、飛沫吸引によって人から人へと感染していきます。とても小さなウイルスですが感染力が強く、10~100個程度で感染してしまうといわれています。

そのため、処理をする際には、使い捨ての手袋やマスクを着用し、正しい処理をしましょう。処理の後には、除菌スプレーを使用し、室内である場合にはよく換気をすることが大切です。

また、ノロウイルスは乾燥すると空気中に漂い、気づかないうちに吸引感染を引き起こすこともありますので、処理にはなるべく時間をかけないように対応しましょう。

正しい処理を迅速に行うには、大木製薬から発売されている「嘔吐物処理キット」がおすすめです。
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