2019年8月22日 更新

赤ちゃんに心の栄養を☆全国で実施される「ブックスタート」

お子さんの乳児健診で、絵本を無料でもらったことはありませんか?全国各地で実施されるブックスタート事業の紹介と、実際ブックスタート事業で配られていた絵本をご紹介します。

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お子さんの乳児健診の時、お住いの自治体から絵本をプレゼントされた、という経験はありませんか?
この取り組みは「赤ちゃんと保護者が、絵本を介して、心ふれあう時間を持つきっかけを届ける」というのが目的の「ブックスタート」という事業です。

私は以前住んでいた大阪の町でも実施されていて、四か月検診の時に、五冊の本から一冊を選んで受け取ることができました。(プレゼントされる絵本の種類は各自治体、時期によっても異なるようです。)

そのブックスタートで選ぶことができた五冊の絵本というのを全部読んでみたら、どれも子どもが喜ぶ良書でびっくりしました。赤ちゃんにどんな絵本を選んだらよいかわからない、というお母さんにとても役立つ選書だと思います。

ブックスタート事業についてと私がブックスタートをきっかけにこどもに読んだ絵本をご紹介します。

ブックスタートとは?

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ブックスタートは、市区町村自治体が行う0歳児健診などの機会に、「絵本」と「赤ちゃんと絵本を楽しむ体験」をプレゼントする活動です。 赤ちゃんと保護者が、絵本を介して、心ふれあう時間を持つきっかけを届けます。
私は四か月検診の時に、赤ちゃん向け絵本を頂きました。
私が住んでいた大阪府茨木市では図書館主導の活動だったようで、図書館の方が検診に来て、ブックスタートの説明や読み聞かせもしてくださったと思います。

ブックスタートは、1992年、“Share books with your baby!”のキャッチフレーズとともに、英国で始まったそうです。
絵本を読む(read books)のではなく、赤ちゃんと絵本を開く楽しいひとときを分かち合う(share books)。とっても素敵なコンセプトだなぁと思います。

日本はイギリスにつぎ、第二か国目として2001年4月から本格的にブックスタートの活動が始まりました。

実施自治体

ブックスタート活動をサポートする非営利団体「NPOブックスタート」のサイトで全国の実施団体を確認することができます。

残念ながら全自治体で実施されているわけではないのですが、相当数の自治体で実施されています。
実施されていない自治体にお住いの方も、市役所、図書館などに要望を出してみる、というのも一つの手ではないでしょうか。

私がブックスタートをきっかけに子どもに読んだ本

くっついた

三浦太郎/作

三浦太郎/作

ページをめくると…、色んな動物さんがくっついた!
そのくり返しが楽しい赤ちゃん絵本です。最後は、赤ちゃんのほっぺをはさんで、お父さんもお母さんもいっしょに、くっついた!
赤ちゃんのまわりにいる大人まで、ニッコリ笑顔になる絵本です。
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ぞうさんとぞうさんが…つぎのページで「くっついた!」


可愛いくっつきかたにも注目してみて下さいね。
0歳から読めて、パパとママと赤ちゃんのスキンシップを
とるのにも最適なのがこの「くっついた」です。

最後に赤ちゃんとお母さんとお父さんがほっぺたをくっつけて
「くっついた!」をするのですが、ぜひ真似して実際やってみて下さい。
うちの子たちはとっても嬉しそうな顔をしてました。
新しい家族が増えた喜びをかみしめられる本だと思います。
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この記事のライター

むっく むっく

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