2019年8月21日 更新

赤ちゃんの「眠り」環境と注意ポイント

赤ちゃんのお仕事のひとつ「眠り」。しっかり環境を整えてあげることが大切です。

生まれたばかりの赤ちゃんは眠ったり起きたりの繰り返し

赤ちゃんは生まれて1か月をすぎる頃までは昼夜問わず眠る・起きるの繰り返しです。「おっぱいを飲まなくて大丈夫かな。」「スヤスヤ眠っているときにオムツ替えをすると起きちゃうかな。」そんな心配をしながらも寝顔をじーっと見つめるママの顔が浮かんできます。赤ちゃんの寝顔はあきないものですね♪
◆赤ちゃんは眠いのをがまんしたりすることはありません。

◆睡眠時間は個人差があります。
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「眠り」の環境。大切なポイント

大切なのは、赤ちゃんを清潔で静かな環境で寝かせてあげることです。時々喚起をしてあげたり、薄着一枚でも快適な室温、湿度を保ってあげるとよいでしょう。
朝は太陽の光を夜は電気を消して、または間接照明などで、暗くしてあげることが大切です。のちに体内リズムが整いやすいように、赤ちゃんの時から環境を整えてあげましょう。

筆者の話しですが、朝起きてカーテンを開けたら必ずお着替えをするようにしていました。「おはよー。朝ですよ♪お着替えしましょうね♡」と声をかけることを心がけていました。

添い寝は効果的

昔ながらの「添い寝」は寝かしつけるのに効果があるようです。安心を求める赤ちゃんにとっては何よりもママの傍が一番安心できます。また添い寝しながらの授乳も夜中の授乳ストレスを緩和させる手段のひとつかもしれません。
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乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防のために 

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多いとされています。SIDSの原因はまだわかっていませんが、男児、早産児、低出生体重児、冬季、早朝から午前中に多いことや、うつぶせ寝や両親の喫煙、人工栄養児で多いことが、平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究(主任研究者:田中哲郎)」(以下「平成9年度研究)と言う。)で分かっています。
【予防策】
窒息も含め、事故を防ぐためにもなるべくあおむけ寝で育てましょう。うつぶせ寝を好む赤ちゃんに対してはこまめに様子を見に行くようにしましょう。早い発見のためにも「添い寝」は効果的かもしれません。

原因とされる喫煙も、家族全員で協力し合い、控えるようにしましょう。母乳が問題なくでる場合には、なるべく自然に母乳を与えるようにしていくことが、予防策とされています。

まとめ

産後約2か月間は、母子ともにゆっくりからだを休めることに専念することが大切です。赤ちゃんの成長のためにも、ママのからだの回復や休養のためにもできるだけ環境を整え質の良い「眠り」をさそいましょう♪
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この記事のライター

moo-chan moo-chan

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