2019年9月3日 更新

「もったいない」を「ありがとう」に♡食料支援フードバンク

この日本国内で廃棄される食品は年間で約500~800万トン!?食品はありすぎてもなさすぎでもいけない。 困っているひとたちを繋ぐ「フードバンク」に注目!

食べられるのに捨てられてしまう物 = 食品ロスとは?
食品企業には、安全に食べられるのにも関わらず、売ることができずに捨てられる食べ物が多くあります。日本では、年間500~800万トンの食品ロスがあると言われています。
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世界中の食べ物が集まる日本。どこに行ったって様々な食料品があふれている。コンビニだって数歩あるけばちがうコンビニが並んでる。簡単に食べるものが手に入る世の中だよね。なんとも恵まれた社会、その一方で毎日、多くの食べ物が廃棄されているという現実もあるんだって。

コンビニや飲食店では1日に数回、消費期限の切れていない弁当や惣菜が棚から撤去されていくそうだよ。消費期限がまだ切れていなくても、品質管理を徹底するため事前に撤去しているんだって。提供する側にもルールがあるとは言っても、もったいないよね。

「余った食品」はどうにか有効活用できないの?そういう精神で立ち上がった活動が「フードバンク」という団体なんだよ!

「フードバンク」とは

フードバンクかごしま

フードバンクかごしま

「フードバンク」とは、先にも述べたように食品メーカーや外食産業などで、品質には問題なく、十分に食べられるのに、箱が壊れていたり、パッケージの印字の不具合などで市場に出せなかった商品を、必要としている施設や団体、また個人に無償で提供し、支援している団体(活動)のこと。

もちろん提供を行う企業にとってもメリットがあって、廃棄に掛かる金銭的な費用を抑制できたり、食品廃棄物の発生を抑えたり、福祉活動に貢献するという活動はよい取り組みだよね。
フードバンクとは? (38610)

「フードバンク」のはじまりはいつ?

はじまりは1960年。アメリカからはじまったみたいだよ。かぁちゃんいつも思うけど、思っているだけでは何も始まらない。実際に動くことで大きな変化が起こるんだなって。最初にスタートを切るひとたちって、本当に尊敬しちゃうんだ。
1960年代、アメリカアリゾナ州フェニックスのスープキッチンでボランティア活動をしていたジョン・ヴァンヘンゲル (John van Hengel) は、ボランティア先のシングルマザーから、まだ食べられる食品がスーパーで大量に廃棄されていることを聞いた。ヴァンヘンゲルはスーパーにこうした食品を寄附してもらうよう交渉するとともに、地元の教会に食品を備蓄する倉庫を貸してくれるよう頼んだ。こうして1967年、倉庫を提供した教会の名を採り、「セントメアリーズフードバンク」が誕生した。その後、農家から収穫し残した農作物の寄附を受け、1976年に「セカンドハーベスト」を設立。セカンドハーベストは後にフィーディングアメリカ (Feeding America) に名を変え、全米の約200のフードバンク団体を統轄する組織となっている。

日本のフードバンク

「フードバンクって知ってる?」って周りの友達に聞いても。「知らない」ってひとがほとんどだった。やっぱりまだまだ浸透してないんだなと実感した。そんなかぁちゃんも知らなかったんだけど、調べてみたら北海道から沖縄まで全国規模で広まってるんだ。提携企業や団体もたくさん集まっていたよ。
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必要としてるひとたちにハシワタシ。
フードバンクでは、食べ物を右から左へ横流しするのではなく、“マッチング”といって、必要なものを必要な数だけ必要なところへお渡しします。
そのマッチングのための時間や、賞味期限内に確実に、きちんと使っていただくためです。(生鮮食品はこの限りではない)
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